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掲載日:2022年3月30日
Q 荒木裕介 議員(自民)
地元の桜区役所の南側にある11.6ヘクタールの公園計画地は、県中央部に位置する秋ヶ瀬公園の拡張区域です。現在は、県で東部地域の県営公園である行田市のさきたま古墳公園や幸手市の権現堂公園の拡張整備が進められており、その後、この公園が整備されることを期待しております。この土地については、11.6ヘクタールのうち、約3.1ヘクタールについては未買収地となっており、地権者も、長期間手つかずの土地として持て余しているのが実情です。
さて、このたびさいたま市では、小中義務教育9年間の学校を、さいたま市南区にある沼影市民プール跡地を活用して設置する計画を立てています。さいたま市に4つある公営プールは、市内の東西南北に適正配置され、市民のレジャーと健康増進に寄与しています。この沼影市民プールは、長年地元から親しまれてきましたが、このたびの学校設置計画によって閉鎖に追い込まれるかもしれないことを残念に思う市民の声を耳にします。
そこで、お尋ねいたします。県有地の有効活用について、公園の拡張整備は、用地交渉や関係機関との調整など課題があるからなのか、なかなか進んでいないように見受けられます。これまでこの土地は、公園用地として県が都市計画決定してから50年以上が経過しており、地元の地権者や自治体からは、地域にとってにぎわいのある誘客性の高い土地として整備してほしいとの声が一層高まっております。
区役所に隣接するこの好立地には、例えば、さきに触れた公営プールとして活用するなど、さいたま市との連携を図りつつ、期限を設定して整備することも一つの活用方法に思いますが、都市整備部長の御所見をお伺いいたします。
A 村田暁俊 都市整備部長
県では、県民の憩いの場づくりや都市の防災力確保などのため県営公園の整備を進めておりますが、現在は、県民1人当たりの面積が低い水準にある東部・利根地域の整備に重点的に取り組んでいます。
議員お話の秋ヶ瀬公園の堤内区域は、用地交渉の難航等により事業を休止している状況でございます。
一方で、これまで約7割の用地を取得済みであることから、事業の再開に向けて課題の解決に取り組むべきと考えております。
まず、体育館や温水プール等を備えたサイデン化学アリーナやさいたま市桜区役所など近隣の施設との相乗効果を踏まえ、公園に必要な機能や施設についてさいたま市と協議することが必要でございます。
その上で、現在の状況を踏まえた活用方法のニーズ把握や民間活力の導入など事業手法の検討を行い、改めて用地取得の可能性を確認する必要がございます。
このため、事業の再開に向けては、さいたま市と密に連携し公園整備の方向性について議論を深めながら、一つ一つの課題の解決に努めてまいります。
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