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掲載日:2022年3月30日
Q 荒木裕介 議員(自民)
令和元年の東日本台風によって、桜区の西堀九丁目付近を流れる鴻沼川が越水し、近隣住民が大きな被害を受けました。被害後の調査として、越水した桜区側の右岸の方が地盤沈下によって堤防の高さが低いことも判明し、堤防の嵩上げが予定されております。これは地元にとっても大変にありがたく、重要な治水対策として、出水期までに早期の堤防嵩上げが望まれる一方、下流の鴻沼川合流点までに、ほかにも堤防嵩上げが必要な区間がないのか、懸念されるところであります。
そこで、現在の堤防嵩上げ工事の進捗状況について、その実施期間も含めて県土整備部長にお伺いいたします。
A 北田健夫 県土整備部長
鴻沼川では令和元年東日本台風の被害を受け、中央区の大戸橋から下流、鴨川合流点までの約4キロメートルについて、現況の堤防高などを把握するための測量を実施いたしました。
この測量成果をもとに堤防嵩上げが必要となる区間の抽出や対策方法を検討してまいりました。
その結果、現在事業中の与野中央公園調節池が完成するまでは、大戸橋から下流、西戸橋までの約800メートルの区間において、堤防嵩上げが必要であることが判明いたしました。
堤防嵩上げ工事の進捗状況でございますが、既に現地では、工事に必要な調査等に着手しておりまして、今年の出水期から効果が発現できるよう鋭意、調整を進めてまいります。
また、西戸橋から下流の鴨川合流点までの区間は、必要な堤防の高さを確保していることが確認できましたので、堤防嵩上げの必要はないと考えております。
今後も地元の皆様の御理解、御協力をいただきながら、与野中央公園の調節池を整備するなど鴻沼川の治水安全度の向上に努めてまいります。
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