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掲載日:2023年11月28日

平成29年12月定例会 一般質問 質疑質問・答弁全文(福永信之議員)

 農業大学校について

Q 福永信之議員(公明

農業は後継者不足、人手不足が叫ばれて久しい。県立農業大学校は立派になり、学びたい若者が増えています。公明党県議団として春に視察した折に、定員を増やすことをお考えにならないのでしょうかと申し上げたところ、教員の確保という課題があるとのことでした。しかし、農家の皆様など外部講師を大胆に取り入れる、あるいは短期コースを充実させて就農する人材を育てるべきではないかと考えます、あれだけ立派な施設なんですから。
現状の農業大学校の入学希望者の状況はどのようになっているのか、今後の定員増への取組について、以上2点につきまして、農林部長からお答えください。

A 篠崎   豊   農林部長

まず、「農業大学校の入学希望者の状況について」でございます。
平成29年度は、定員90人に対し受験者数124人で、うち合格者は91人となっています。
次に、「定員増への取り組みについて」でございます。
農業大学校は、熊谷市への移転に併せ、1年課程の短期農業学科に有機農業専攻を設置し、定員を85人から90人に増やしました。
新たに設置した有機農業専攻では、有機農業の先駆者である小川町在住の農業者を講師に迎えるほか、気象学では立正大学、食品栄養学では女子栄養大学から教授を招くなど、外部講師を活用しています。
一方で、就農意欲の高い学生の確保も重要です。
このため、平成28年度から農業高校生を対象とした宿泊研修を実施しており、参加した3年生18人のうち9人が本年4月に入学しています。
優れた経営感覚を持ち、高い技術と知識を備えた実践力のある人材を育成するという農業大学校の目的や施設の規模を考えると、受験者の選考も必要と考えており、議員御提案の定員増につきましては、受験者の動向などを見極めながら検討してまいります。

 

  • 上記質問・答弁は速報版です。
  • 上記質問・答弁は、一問一答形式でご覧いただけるように編集しているため、正式な会議録とは若干異なります。

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