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掲載日:2024年7月19日
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埼玉県では、本多静六博士の精神を受け継ぎ、優れた学術研究や実践活動により、緑と共生する社会づくりに貢献した方に「本多静六賞」を贈呈しています。(平成18年度創設)
ここでは、第16回の受賞者を御紹介します。
【本多 静六】~自然を愛し森や公園づくりに情熱を注いだ埼玉の偉人~
本多静六博士は、慶応2年(1866年)に現在の埼玉県久喜市(旧菖蒲町)に生まれ、日本最初の林学博士として近代林学の基礎を築くとともに、明治神宮の森や東京都水源林などの森林の造成、日比谷公園や大宮公園をはじめとする全国各地の公園の設計など様々な事業を行い、近代日本の発展に大きく貢献しました。
また、私財を投じて取得した秩父地方の山林2,600ヘクタール余りを奨学金事業創設のため、昭和5年に埼玉県に寄付しました。この森林から生ずる収益をもとに「本多静六博士奨学金」が設けられ、昭和29年以降現在までに延べ2,000人を超える学生に奨学金が貸与されています。
犬井正(いぬいただし)氏
獨協大学名誉教授
令和5年5月31日水曜日に第16回表彰式を知事公館で行いました。
表彰式の様子
表彰状授与 左から林三芳町長、犬井氏、大野知事、梅田久喜市長
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