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ページ番号:247694

掲載日:2024年1月23日

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第239回簡易アンケート「緑との関わりについて」の結果を公表しました

1 調査の概要

(1) 調査形態

  • 調査時期:令和5年11月9日(木曜日)から11月15日(水曜日)まで
  • 調査方法:インターネット(アンケート専用フォームへの入力)による回答
  • 対象者:県政サポーター(3,220人)
  • 回収率:67.8%(回収数2,182人 うち県内在住 67.6%(2,007人))
  • 回答者の属性:(百分率表示は、小数点以下第2位を四捨五入したため、個々の比率の合計は、100%にならない場合がある。)

回答者属性

  

人数(人)(うち、県内在住)

比率(%)(うち、県内在住)

全体

2,182(2,007)

100.0(100.0)

年齢

人数(人)(うち、県内在住)

比率(%)(うち、県内在住)

16~19

6(4)

0.3(0.2)

20~29

91(80)

4.2(4.0)

30~39

191(166)

8.8(8.3)

40~49

414(378)

19.0(18.8)

50~59

591(546)

27.1(27.2)

60~69

425(391)

19.5(19.5)

70歳以上

464(442)

21.3(22.0)

職業

人数(人)(うち、県内在住)

比率(%)(うち、県内在住)

個人事業主・会社経営者(役員)

219(198)

10.0(9.9)

家族従業(家業手伝い)

10(9)

0.5(0.4)

勤め(全日)

796(718)

36.5(35.8)

勤め(パートタイム・アルバイト)

353(335)

16.2(16.7)

専業主婦・主夫

311(287)

14.3(14.3)

学生

42(35)

1.9(1.7)

その他、無職

451(425)

20.7(21.2)

性別

人数(人)(うち、県内在住)

比率(%)(うち、県内在住)

男性

1,238(1,137)

58.0(57.8)

女性

866(800)

40.6(40.7)

回答なし

31(29)

1.5(1.5)

※任意回答(総数:2,135人(1,966人))

 

(2)調査結果の見方

ア.回答比率(%)は小数点以下第2位を四捨五入したため、個々の比率の合計と全体またはカテゴリーを小計した数値が、100%にならないことがあります。

イ.グラフの中で「n」とあるのは、その質問の回答者の総数を示し、回答比率は「n」を基数として算出しています。

ウ.複数回答の質問については、その回答比率の合計は、100%を超える場合があります。

2 調査の目的

本県には、秩父の山林、緑豊かな里山(人里近くにある、生活に結び付いた山や森林)や武蔵野の面影を残す樹林地、平地に広がる田園、市街地においても公園などが点在するなど多様でまとまりのある緑が残されています。

これらの緑は、潤いのある生活環境と魅力ある景観を形成するとともに、癒しやアクティビティの場として住民の健やかな心身を育むことに寄与しています。コロナ禍も契機となり、暮らしにおける貴重な屋外空間としてその重要性が再認識される一方、開発等によってその面積は減少を続けているため、残されている緑の保全に戦略的に取り組む必要があります。

そこで、緑との関わりについて現状やニーズを伺い、緑の持続的な保全・活用を進めるため、アンケートを実施しました。 

 

<回答にあたって>
緑の保全・活用について詳しくお知りになりたい方は、こちらから。

みどりの再生のための取組み

県内の緑の情報について詳しくお知りになりたい方は、こちらから。

「埼玉みどりのポータルサイト」 

担当

環境部みどり自然課 みどり創出・担い手支援担当

TEL:048-830-3190

3 調査結果

緑に対する関心

→「関心がある(計)」が8割半ば超(86.9 %)

質問1 あなたは緑に関心がありますか。

緑に対する関心

「緑に対する関心」について尋ねたところ、「関心がある」(46.9%)と「どちらかと言えば関心がある」(40.0%)を合わせた『関心がある(計)』が8割半ば超(86.9%)であった。

暮らしの中で身近な緑

→「公園の緑」3割強(32.6%)をはじめ、様々な緑が暮らしを彩っています。

質問2 あなたにとって、暮らしの中で最も身近な緑は何ですか。

身近な緑

「暮らしの中で最も身近な緑」について尋ねたところ、「公園の緑」が3割強(32.6%)であった。次いで、「街路樹や並木、緑道などの緑」が2割強(23.9%)であった。

緑を利用する(緑に関わる)目的

→「散歩をする(身体を動かす)(44.2%)」「休息、リフレッシュ(34.8%)」「自然を楽しむ(32.5%)」が上位

質問3  あなたが質問2で選択した「最も身近な緑」について、利用する(関わる)目的は何ですか。(あてはまるもの2つまで)

緑目的

「緑を利用する(緑に関わる)目的」について尋ねたところ、「散歩をする(身体を動かす)」が4割半ば(44.2%)であった。次いで、「休息、リフレッシュ」が3割半ば(34.8%)であった。

緑を利用する(緑に関わる)頻度

→「緑との関わりがほとんどない(計)」が1割半ば(14.5%)

質問4 あなたが質問2で選択した「最も身近な緑」について、この1年の間でどのくらいの頻度で利用しましたか(関わりましたか)。

 

緑を利用する(緑に関わる)頻度

 

「緑を利用する(緑に関わる)頻度」について尋ねたところ、「ほぼ毎日」が3割半ば(34.4%)である一方、「年に数回程度」、「年に1回程度」、「利用していない」を合わせた『緑との関わりがほとんどない(計)』が1割半ば(14.5%)であった。

緑を利用する上での課題

→「樹木(枝の張り出し、落ち葉)や下草の管理状況(43.2%)」「見通しの悪さ(13.7%)」など管理に起因する内容が上位であり、施設等の不十分さを挙げる方も一定数存在。

質問5 あなたが質問2で選択した「最も身近な緑」の状況について、改善した方が良いと思うことは何ですか。(あてはまるもの2つまで)

緑を利用する上での課題

「緑を利用する上での課題」について尋ねたところ、「樹木(枝の張り出し、落ち葉)や下草の管理状況」が4割強(43.2%)であった。次いで、「散策路の整備が不十分」が1割半ば超(17.2%)であった。

緑の保全の必要性

→「必要だと思う」が、9割半ば(95.6%)

質問6 緑の保全は必要だと思いますか。

 

緑の保全の必要性

「緑の保全の必要性」について尋ねたところ、「必要だと思う」が9割半ば(95.6%)であった。

緑の保全が必要だと思う理由

→「潤いのある生活環境と魅力ある景観を形成するから」4割強(40.2%)で最上位。

質問7(質問6で「必要だと思う」と回答した方にお伺いします。)

 必要だと思う理由は何ですか。最もあてはまるものをお選びください。

緑必要理由

「緑の保全が必要だと思う理由」について尋ねたところ、「潤いのある生活環境と魅力ある景観を形成するから」が4割強(40.2%)であった。次いで、「二酸化炭素の吸収源であり温暖化対策にもなるから」が2割半ば超(27.9%)であった。

緑の保全が必要だと思わない理由

→「土地の利活用の妨げになる」が、が5割強(52.6%) ※回答者数19

質問8(質問6で「必要だと思わない」と回答した方にお伺いします。)

 必要だと思わない理由は何ですか。最もあてはまるものをお選びください。

緑必要でない理由

「緑の保全が必要だと思わない理由」について尋ねたところ、「土地の利活用の妨げになる」が5割強(52.6%)であった。

民有地の緑を保全することの困難性

→民有地の緑を保全することの困難性について、「知っていた」(52.2%)と、「知らなかった」(47.8%)が、ほぼ半々

質問9 今ある緑は、公園等を除いて里山や樹林地など大半が民有地です。緑は、ヒートアイランド現象の緩和や二酸化炭素の吸収源になるなど公益的な機能を有していますが、所有している方の多くは、相続税等を支払うための対策や日常の維持管理の負担が大きいため、緑を守り続けることは難しいとされています。

あなたはこのことを知っていましたか。

緑を保全することの困難性

「民有地の緑を保全することの困難性(公園等を除いた緑の大半が民有地であること)」について尋ねたところ、「知っていた」が5割強(52.2%)であった。

民有地の緑に対する行政の関わり方

→「所有者が継続して緑を維持できるように、管理経費や管理労力などに対して必要な支援をする」が3割半ば超(37.4%)など、『行政による支援や対応、県民や企業等との連携による取組が必要(計)』が9割弱(88.2%)

質問10 民有地の緑を保全していくために、行政がどのような取組を行っていくことが必要だと思いますか。最もあてはまるものをお選びください。

民有地10

「民有地の緑に対する行政の関わり方」について尋ねたところ、「所有者が継続して緑を維持できるように、管理経費や管理労力などに対して必要な支援をする」が3割半ば超(37.4%)であった。次いで、「相続等の際に売却希望者から土地を買い取る」が3割(30.0%)であった。

緑が暮らしにもっと身近になるために必要なこと

→「緑の保全・管理活動を皆で行う機会があれば」が、3割半ば超(37.3%)及び「管理が行き届いている状況であれば」が3割弱(29.0%)

質問11 あなたは、どうすれば緑が暮らしにもっと身近になると考えますか。(あてはまるもの2つまで)

みどりをもっと身近

「緑が暮らしにもっと身近になるために必要なこと」について尋ねたところ、「緑の保全・管理活動を皆で行う機会があれば」が3割半ば超(37.3%)であった。次いで、「管理が行き届いている状況であれば」が3割弱(29.0%)であった。

自由意見

質問12  緑に対して期待することやご意見、ご要望などありましたら、自由にお書きください。

<主なご意見>

  • 日本には人の手が入った緑が多く、保全もやはり人頼り。どうしたら、美しい緑が保てるか、行政と民間が上手く協力できると良いと思います。
  • 落ち葉や枝の張り出しは自然の出来事で寛容であって欲しい。バッサリ処分しないで少しづつ共生できないか検討してほしい。
  • 緑はとても大切なものですが、維持も割と大変なものでもあると思います。その維持をだれか一人に任せるのではなくみんなでやっていくようなシステムがあるといいと思います。子供のうちからそうしたことにかかわっていく環境があれば大切さやみんなで協力することなども覚えていくのではないでしょうか。
  • 県民として県の緑施策を知る必要があると感じました。その事業を行う理由や成果など、前向きに考えていく必要があると思いました。緑を大切にすることは大事なので県の取組の現状と課題を知ったうえでどうすれば解決が進むのかについて考えて行動していきたいと思います。
  • 毎日やってくる小鳥たちの姿やさえずり、季節によって変わる虫たち、時には害虫駆除の手間もありますが、枝の伸びや葉の色づきや匂いをこのままずっと感じていたい。
  • 公園以外がほぼ民有地なことはあまり知りませんでした。自分も昨年、亡き親から田舎の山の相続権が回ってきて、相続税も払えないし管理もできないので、困り果てて相続放棄したので、所有地の方の苦労を少しは理解しているつもりです。民有地でも県民のためになっている場所なら行政が支援して少しでも負担を和らげて欲しいなと思います。
  • 最近大きな樹木が伐採されることが多くなっているような気がする。虫食いや病気で伐採せざるを得ない場合もあるようだが、樹木の管理を所有者に任せっきりにしないで、行政も手をさしのべる必要があると思う。
  • 多くの人が自分たちのための問題だととらえられるように、積極的な働きかけと、具体的に体験する機会が増えるような取組が必要だと感じている。
  • 緑の保全を継続し、子ども達が緑と親しむ機会がもっとあると良いと思います。自然の中をかけまわり、そこに生息する生物を見る、触る等の自然体験は、外遊びが減ってきている現代の子ども達にとって、たいへん貴重なものであると思うからです。
  • 緑は人間が暮らしていくために欠かせないもので、公共財だと考えます。維持管理するための負担は基本社会全員が負うものだと思いますので、大変だとは思いますが行政が旗振り役となっていただけたらと思います。
  • 私の住まいの周囲では、雑木林がどんどん減っています。雑木林は燃料等として利用し続けないと、樹木が育ちすぎて密林になります。こうなると無価値に見えてしまい、それを開いて分譲地にしても、緑が減少する危機感を抱かせません。雑木林を正しく活用できるようになって、緑としての存在価値を向上させてほしいものです。
  • 緑を守らなければいけない理由を学ぶ機会も必要だと思います。必要だから所有している方に支援しようと思えると思います。
  • 緑が大事、増やすべき、理解して楽しむべき、だけどそこに至るまでは人それぞれ。それにお金がないと限界もある。情報発信とお金の支援、そして、緑はいいなと生活の中で思えるための生活が必要。
  • 住みやすい街の基盤として、緑は欠くことのできない要素と考える。

※上記を含め、計 522 件の貴重なご意見をいただきました。アンケートへの御協力ありがとうございました。

 

お問い合わせ

環境部 みどり自然課 みどり保全・総合調整担当

郵便番号330-9301 埼玉県さいたま市浦和区高砂三丁目15番1号 第3庁舎2階

ファックス:048-830-4775

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