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掲載日:2024年8月2日
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平成20年度に創設した「彩の国みどりの基金」。この基金を活用し、森林の保全整備や身近な緑の保全・創出を県民の皆さんと一緒に積極的に進め、「みどり豊かな彩の国」を目指します。県ではまず、この「みどりの基金」を活用するにあたって、どこにどのように取り組んでいくべきか、基本的な考え方や方向性を定めるべきと考え、下記のとおり「彩の国みどりの基金ビジョン」としてまとめました。そして、川の再生や地球温暖化対策などとの連携を図りながら「住みやすく環境にやさしいゆとりの田園都市埼玉」を実現していきます。
水源地域の森林を、針葉樹や広葉樹が混じり合った針広混交林や広葉樹の森に整備し、水源かん養や二酸化炭素吸収などの森林が持つ公益的機能をさらに発揮させます。また、放置された里山等をボランティアの皆さんの力を借りて、植生の豊かな森として再生します。さらに、渓流沿いの森林などを整備し、県民が自然体験を楽しむことのできる森林空間を創造します。
都市周辺の多様な生物が暮らす水辺の空間や平地林等を再生・公有地化することにより県民に親しまれる身近で貴重な緑を保全します。また、学校の緑化や都市の緑化(校庭・屋上・駐車場緑化等)を進めるとともに、川の再生と連携しつつ水辺の緑化を推進します。
学校、家庭、地域など日常生活の場で、県民が環境問題について考え、環境を保全するための実践活動に結びつくような取組をおこないます。特に次代を担う子供たちへの働きかけとして、小中学校における二酸化炭素削減に応じた植樹活動や森林体験学習を通じて、子供たちが自ら進んでみどりを守り、創る意識を育みます。
森林や身近な緑を、県民共有の財産として社会全体で支えるため、県民参加によりみどりの保全と創出を推進します。県民、企業、団体等の自主的なみどりの保全・創出活動が、学校、地域などで実践されるような取組を支援します。
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