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掲載日:2018年10月20日
日時 |
平成28年7月9日(土曜日)13時30分から16時 |
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場所 | 埼玉県男女共同参画推進センター(With You さいたま) |
参加者 |
51名 |
昨年も開催した、県民のための医療セミナー「遺伝って何?」を、今年12月にさいたま新都心へ移転してくる埼玉県立小児医療センターと共催で開催しました。
Session1では、大橋 博文 遺伝科 科長兼部長より、「遺伝を巡る最新の医療事情」についてお話しいただきました。
先天異常の頻度や原因、出生前診断や出生前検査の種類とその精度やリスク、出産の高齢化と染色体異常の関係等について、専門的な話をわかりやすく解説していただきました。また、DK外来(ダウン症候群総合訓練外来)や集団外来では、疾患ごとのグループ外来での情報提供や家族交流会を通じて、お子さんやご家族の不安や悩みに寄り添いながら、孤立せずに安心して生活できるよう支援する小児医療センターの取組みを聞くことができました。女性が産み育てたいと思うときに、それがしっかりと支援される社会になること、病気のあるなしに関わらず、すべての人が生きやすい社会になることが大切であるというメッセージが心に残りました。
Session2では、地域連携・相談支援センターの篠崎 咲子 社会福祉士より「子どもと家族を支える福祉制度」についてお話しいただきました。
子どもに関する経済的支援や子育てのサポート資源、医療費に関する制度など、さまざまな社会福祉制度について、注意点も含めてわかりやすく説明していただきました。また、生活、学校、治療に関することなど、いろいろな不安や心配事の相談先の紹介もしていただきました。お子さんやご家族にとって、社会福祉制度だけではなく、いろいろな不安や心配事について相談できて、一緒に考えてくれる人がいると知っていることが安心につながるというお話が印象的でした。
最後のSession3では、医師と医療ソーシャルワーカーのブースに分かれ、希望者によるグループ相談会が行われました。セミナー内容についてや日頃から感じていた疑問や心配事など、多岐にわたる質問が寄せられ、皆さん熱心に参加されていました。また同時に、小児医療センター遺伝科ホームページのリニューアルについての紹介コーナーも設けられ、スタッフから説明を受ける方もいました。
昨年同様、セミナーの内容に高い関心を持たれた方に参加いただき、皆さん熱心に受講されていました。
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