トップページ > 教育委員会トップ > 広報・広聴 > 広報 > 教職員向け広報紙「県教委だより」 > 県教委だより第743号(令和6年11月21日発行)
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ページ番号:260882
掲載日:2024年11月21日
1. 令和6年度埼玉県教育委員会表彰(教育功労者等表彰・優秀な教職員表彰)について(総務課・小中学校人事課・県立学校人事課)
2. 学校教育情報化推進計画の策定について(ICT教育推進課)
3. 県立高校学際的な学び推進事業「学・SAITAMAプロジェクト」について(高校教育指導課)
4. 部活動の地域移行(優良事例紹介)について(保健体育課)
5. 「図書館と県民のつどい埼玉2024」の開催について(熊谷図書館)
6. 企画展「没後30年 木下佳通代」(10月12日から1月13日開催)(近代美術館)
7. 県教育委員会SNS公式アカウントについて
8. 読者アンケートについて
令和6年度埼玉県教育委員会表彰(教育功労者等表彰・優秀な教職員表彰)の被表彰者を決定し、表彰式を実施しました。
令和6年度教育功労者及び優良教育施設・団体表彰の被表彰者が決定しました。
教育功労者60人及び優良教育施設1施設が埼玉県教育委員会表彰を受けました。
教育功労者等被表彰者一覧(PDF:186KB)(別ウィンドウで開きます)
【問合せ】総務課 人事(事務局等)担当(電話:048-830-6622)
令和6年度埼玉県優秀な教職員表彰の被表彰者が決定しました。
今回は、87人が候補者として推薦され、選考の結果、56人(小学校25人、中学校16人、高等学校8人、県立特別支援学校7人)の教職員が埼玉県教育委員会表彰を受けました。
優秀な教職員被表彰者一覧(PDF:591KB)(別ウィンドウで開きます)
【問合せ】小中学校人事課 管理指導担当(電話:048-830-6933) 県立学校人事課 管理指導担当(電話:048-830-6726)
このたび、令和6年度から3年間を計画期間とする「埼玉県学校教育情報化推進計画」を策定しました。
この計画は、令和3年12月に策定した「埼玉県学校教育情報化の方向性」以降の社会状況の変化に対応するとともに、「学校教育の情報化の推進に関する法律」の基本理念にのっとり、本県の学校教育の情報化に関する施策を総合的かつ計画的に実施するためのものです。
この計画では、4つの基本方針を定め、児童生徒が問題の発見・解決に向けて、情報と情報技術を適切かつ効果的、創造的に活用できる能力を有し、自ら課題を見付け、自ら学び、考え、判断して行動し、他者と協働して持続可能な社会の創り手となるよう、児童生徒一人一人が主役となる教育を推進します。
【基本方針1】 児童生徒の資質・能力の育成
【基本方針2】 教員のICT活用指導力の向上
【基本方針3】 ICT活用環境の整備
【基本方針4】 ICT活用推進体制の整備と校務DXの推進
4つの基本方針のもとに、12の施策と61の主な取組(再掲含む)を設定しています。また、進捗状況を把握するため、基本方針ごとに指標を設定しています。
<各基本方針について> |
※ 計画概要の詳細はこちら(PDF:429KB)(別ウィンドウで開きます)
各施策を着実に実施していくためには、国、都道府県、市町村、学校が適切な役割分担の下で、協力して取り組んでいくことが重要です。
また、これらの国や地方自治体、学校の連携、協力に加えて、家庭や地域等の関係者が、学校教育におけるICT活用の意義やその方針等について共通理解を図り、取り組んでいくことも重要です。
教職員の皆様におかれましても、一人一人が計画の趣旨を踏まえ、日々の教育活動に取り組んでいただくようお願いいたします。
下記の埼玉県のホームページからダウンロードできます。
【URL】https://www.pref.saitama.lg.jp/f2220/jouhoukakeikakusakutei.html
【問合せ】ICT教育推進課 企画・総合調整担当(048-830-6640)
融合的な観点で物事をとらえ、課題とその解決策を提案できる人材を育成するために、探究活動及び教科等横断的な学びに関する教育の充実を図ることを目的とした事業です。
指定校12校が、「理数」「SDGs」「専門学科」のカテゴリーごとに、「総合的な探究の時間」等を軸とした教科等横断型の教育課程の検討・実践を行っています。
指定校(計12校) | |
県立川口北高校 | 県立松山高校 |
県立所沢北高校 | 県立松山女子高校 |
県立春日部女子高校 | 県立小川高校 |
県立飯能高校 | 県立坂戸高校 |
県立秩父高校 | 県立児玉高校 |
県立浦和商業高校 | 県立春日部工業高校 |
生徒の探究活動を指導・支援し、地域の外部機関等と学校をつなぐことのできる教職員を育成するため、県立高校教職員を対象とした希望制のオンライン研修会を実施しています。例えば、大学の先生による「探究活動におけるコーチング講座」や企業の方による「社会とデータサイエンスに関する講座」等を実施しています。
指定校では、教員によって構成される校内の委員会や学習検討グループにおいて、教科等横断的な授業を学校全体で行えるようなカリキュラムの検討を行っています。
また、探究活動については、地域の公共施設や大学等と連携し、課題解決学習や専門的な探究活動を行っています。
さらに、複数の指定校の生徒が集まり、博物館研修や国際理解研修等を行い、教科等横断的な学びを深めています。
令和5年度より、スーパーサイエンスハイスクール指定校や県の事業指定校及び希望校による発表会を実施しています。「学・SAITAMAプロジェクト」推進校の生徒も発表を行います。
今年度の概要は以下のとおりです。どなたでも参加できますので、下記のリンクからお申し込みください。
令和6年12月26日(木曜日)10時00分-16時00分
日本薬科大学さいたまキャンパス
総合的な探究の時間や課題研究等で実施した探究活動に関わる内容の発表
https://science.spec.ed.jp/page_20231003015912(別ウィンドウで開きます)
【昨年の探究活動生徒発表会の様子】 | |
【問合せ】高校教育指導課 教育課程担当(電話:048-830-6772)
県では令和4年12月に国が示した「学校部活動及び新たな地域クラブ活動の在り方に関する総合的なガイドライン」に基づき、令和6年3月に「埼玉県地域クラブ活動推進計画」を策定しました。
県教育委員会では、この計画に基づき市町村の取組を支援しております。
今回は、国の実証事業を受託して、地域クラブ活動への移行を推進している白岡市の取組と9月に開催した地域クラブ活動シンポジウムについて紹介します。
白岡市は国の委託事業が始まった当初から学校部活動の改革に取り組み、現在4年目となります。
令和5年度は、市内中学校50部活動のうち21部活動(運動部18部、文化部3部)において地域移行を行いました。参加した生徒の活動に対する意欲の向上や技能の高まり、教職員の負担軽減等の成果が得られました。
実証事業において運動部では陸上競技、バスケットボール、サッカー、軟式野球、バレーボール、ソフトテニス、卓球、ソフトボール、剣道、ダンス、文化部では吹奏楽、プログラミングの種目に取り組みました。ダンスとプログラミングについては、生徒や保護者からの要望を反映し、学校部活動では行っていなかった種目を地域クラブ活動として行い、生徒や保護者のニーズに応えることができました。
学校部活動の地域クラブ活動への移行については、学校現場だけでなく、生徒・保護者をはじめ地域のスポーツ・芸術団体の理解と協力も必要です。
県では、地域クラブ活動について県民の皆さんに理解を深めていただき、取組についてより一層の周知を図るために、昨年度から「地域クラブ活動シンポジウム」を行っており、今年度は9月14日(土曜日)に「地域クラブ活動シンポジウムin埼玉2024」を熊谷市で開催しました。地域クラブ関係者、県内外の行政関係者、小中学生の保護者、現職の教職員等多くの県民の皆さんに参加していただき、これからの学校部活動や地域クラブについて、それぞれの立場で考えるきっかけとなりました。
トークセッションでは元ラグビー日本代表で埼玉県パナソニックワイルドナイツ所属の内田啓介氏と元7人制ラグビー女子日本代表でアルカス熊谷所属の小出深冬氏を招き、ご自身がスポーツを通じて学んだこと、身に付いたことや、これからの時代を生きる子供たちに必要な力や、期待することなどを伺いました。
パネルディスカッションでは、各パネリストから様々な先進事例の紹介や、地域の実態に応じた地域移行の進め方のサジェスチョンがありました。
当日の様子については、動画及びテキストを県のホームページに掲載しておりますので、ぜひご覧ください。
【URL】 https://www.pref.saitama.lg.jp/f2211/gakkoutaiiku/r6symposium.html
シンポジウムを通して、トップアスリートの話を伺い、全国や県内で先進的な取組を行っているパネリストの方々とディスカッションを深めることにより、参加した一人ひとりが部活動改革に対し、主体性をもって考えることができました。第2回目を令和7年1月に予定しています。是非、皆様も御参加ください。
「学校部活動の地域移行及び地域連携に向けた取組」(https://www.pref.saitama.lg.jp/f2211/tiikiclub.html)
【問合せ】保健体育課 学校体育担当 (電話:048-830-6947) 義務教育指導課 教育課程担当 (電話:048-830-6778)
令和6年12月8日(日曜日)、「図書館と県民のつどい埼玉2024」を埼玉県教育委員会、埼玉県図書館協会等の主催により開催します。
このイベントは、図書館や本に興味を持っていただくことを目的に開催している、県内最大級の図書館イベントです。今年で18回目の開催となります。
今回は、「鴨川ホルモー」「八月の御所グラウンド」などで知られる直木賞作家・万城目学さんの記念講演や、紙芝居基本講座、出版社によるおすすめの児童書紹介、様々な図書館による展示など、本に関わるイベントが盛りだくさんです。
全てのイベントは参加費無料、どなたでも参加できます。ぜひ、お気軽に参加してください。なお、事前申し込みが必要な、記念講演・紙芝居基本講座の参加受付は終了しております。
令和6年12月8日(日曜日)10時00分~16時00分
桶川市民ホール・さいたま文学館(埼玉県桶川市若宮1-5-9)
1 作家 万城目学さん記念講演「読書ときどき執筆の日々」
2 こども読書活動交流集会
・紙芝居基本講座
・出版社が紹介!おすすめの児童書2024
3 図書館展示(公共図書館・高校図書館・大学図書館)
ボードゲーム体験スペースや、ポップアップクリスマスカードづくりなど、体験ブースも楽しめます。
4 中学生のビブリオバトル【別日開催:終了】
イベントウェブサイト:https://www.sailib.net/tudoi2024/
【問合せ】県立熊谷図書館(電話:048-523-6291)
埼玉県立近代美術館では、令和6年10月12日(土曜日)から令和7年1月13日(月曜日・祝日)まで、企画展「没後30年 木下佳通代」を開催しています。
木下佳通代(1939-1994)は、兵庫出身の美術家です。京都市立美術大学(現・京都市立芸術大学)に入学し、在学中から作家活動を開始します。自分が生きる世界におけるあらゆる「存在」に対して強い関心を抱き、多様な制作によってその関心を掘り下げていきました。
初めは油彩画を制作していた木下ですが、1970年代に入ると写真作品に着手します。事物を客観的にとらえる写真を用いることで、視覚や認識といった、存在を確かめるための要素を作品に盛り込むことができると考えたのです。人間の視線の動きや認識のプロセスを浮かび上がらせるため、類似した写真を複数枚並置する手法を用いたほか、1976年からは、図形を描いた紙を撮影した写真の上から、同寸の図形をフェルトペン等で描き重ねる一連の作品に取り組みます。視覚と認識のズレを鮮やかに提示したこの写真シリーズは国内外で高く評価され、1981年にはドイツで個展を開催しました。
やがて写真での表現に抑圧を感じるようになると、再び自らの手で描くことを始めます。模索の果てに「存在そのものを画面の上に作ればいい」と思い至り、絵画制作へと回帰しました。そして、1994年に55歳で亡くなるまで、多様な筆致による独自の絵画空間を展開させていきました。
本展は、制作を通して「存在とは何か」という問いに生涯向き合い続けた木下佳通代の全貌に迫る、関東圏初の大規模な回顧展です。
《'76-C》1976年|フェルトペン, 感光紙|大阪中之島美術館蔵 | 《LA '92-CA729》1992年|アクリル, カンヴァス|京都国立近代美術館蔵 |
【問合せ】県立近代美術館(電話:048-824-0111)
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