トップページ > 教育委員会トップ > 広報・広聴 > 広報 > 教職員向け広報紙「県教委だより」 > 県教委だより第735号(令和5年7月21日発行)
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掲載日:2023年7月21日
1. 教育長就任に当たって(総務課)
2. 「県立学校の活性化・特色化方針」の更新について(魅力ある高校づくり課)
3. 諸手当の返納防止について、公務・通勤災害補償制度について(教職員課)
5. 令和 5 年度公益目的事業 生涯学習講演会((一財)埼玉県教職員互助会(福利課内))
6. 読者アンケートについて
埼玉県教育委員会教育長
このたび 6 月1 9日付けで教育長に就任いたしました日吉亨です。私は、昭和63年に県立高校に着任以来、高校教諭として1 5年間、教育局職員として1 4年間、教頭・校長として6年間、埼玉教育に携わってまいりました。こうした経験を生かし、本県教育の更なる充実に向けて精一杯取り組んでまいります。
これまで、3年という長期間に及んだコロナ禍において、学校では児童生徒の学びの保障に全力で対応してきました。また、児童生徒の健康管理などに日々神経を擦り減らしてきたことと思います。教職員、保護者をはじめ多くの方々の御理解、御協力に感謝申し上げます。
本年 5 月 8 日には、新型コロナウイルス感染症の感染症法上の位置付けが 5 類に移行したことに伴い、その対応に大きな区切りを迎え、社会はウイズコロナ、ポストコロナへと向かっています。基本的な感染症予防対策は引き続き必要ですが、授業や部活動、学校行事が概ねこれまでどおりに実施できるようになりましたので、今後の更なる発展を見据えて、新しい時代にふさわしい教育とは何か、皆様とともに考え、歩んでいきたいと思います。
さて、県では平成 3 1 年度から 5 年間の計画期間で実施されている「豊かな学びで 未来を拓く埼玉教育」を基本理念とした第 3 期埼玉県教育振興基本計画が最終年度を迎えています。今年度を総仕上げとして、様々な施策を着実に進めるとともに、今後はこれまでの取組をしっかりと検証し、様々な方々からの意見をいただきながら新たな教育振興基本計画を策定してまいります。
なお、現行計画において「確かな学力の育成」は最初の目標に掲げられており、「学力向上」は学校に求められる最優先の課題だと考えます。その実現に向け、コロナ禍の中で国の GIGA スクール構想に基づき整備された一人一台端末により、教育における I C T 活用を一層進めていく必要があります。さらに、生成 A I など新たな情報技術が社会に実装されようとしている時代において、教育として新たなテクノロジーにどのように向き合い、学習に取り入れていくかということも大変重要なことです。
正解のない時代、ますます一人一人の個別具体の体験から得られる学びが重視されることから、思考力、判断力、表現力などを学力の重要な要素として育てていく必要があります。そして、このような学びに I C T 機器は威力を発揮するはずです。個別最適化された学び、主体的・対話的な学び、グローバルな視点を持ち、情報モラルなどにも配慮した教育を行うことで、子供たちが将来にわたって自己実現を図りつつ、社会で活躍できる力を身に付けさせたいと思います。
未来を担う子供たちの指導に直接携わる教職員の責任と負担は、大変重いものがあります。しかし一方で、教職の仕事でしか味わうことのできない感動や喜びがあることもまた事実です。無限の可能性を持つ子供たちを教育するという教職の仕事に対して、誇りと気概を持って取り組んでいただきたいと思います。私自身も埼玉教育の充実・発展に誠心誠意尽くしてまいります。皆様の御協力をお願いいたします。
教育委員会では、県立学校のより一層の活性化・特色化を図るため、全ての県立学校において「県立学校の活性化・特色化方針」を策定し、県教育委員会魅力ある高校づくり課のホームページに公開しています。
「県立学校の活性化・特色化方針」では、課程及び学科や児童・生徒数といった学校の基本情報から、教育課程等の特徴、特色ある学校行事、部活動や進路、家庭・地域との連携などについて、最新の情報を掲載しています。高等学校の資料には、学校教育法施行規則に規定された「三つの方針(スクール・ポリシー)」についても記載しています。
令和5年7月、県教育委員会ホームページに掲載している「県立学校の活性化・特色化方針」を、令和5年度版(最新版)に更新いたしました。下記掲載ページからぜひ御覧ください。
【掲載ページへのリンク及び二次元コード】https://www.pref.saitama.lg.jp/f2219/gakkouhousin.html
例年、県内各市町村立中学校(さいたま市を除く)を対象に実施している「学校の教育活動に関する調査」の中で、活用状況に関するアンケート調査を行っています。
令和3年度中の活用状況については、89.3%の中学校で「大いに活用した」または「活用した」という回答をいただきました。具体的には、校内(進路指導室、教室等)への掲示や学級指導等での周知、進路指導説明会等での資料配布など、多くの中学校で活用されています。
引き続き本資料を通して、県立学校の特色を発信していきます。
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手当制度について |
届出方法について |
市町村立学校職員 |
所属の給与事務担当者 |
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県立学校職員 |
教職員課給与制度・退職手当担当 (電話:048-830-6667) |
総務事務センター分室ヘルプデスク (電話:048-830-6827) |
課所館職員 |
総務課人事担当 (電話:048-830-6622) |
など、公務中や通勤途中の事故によるけが等については、公務(通勤)災害の認定を受けることで、その治療費等が補償されます。
●公務(通勤)災害認定の審査には期間を要する場合があります。
●勤務時間中の事故、通勤途中の事故のすべてが公務(通勤)災害として認められるとは限りません。
【問合せ】教職員課 総務・公務災害補償担当(電話:048-830-6665)
回答 | Q1 ⑵ 年額130万円未満 | Q2 ⑶ 約27万円 |
施設名(所在地) |
展示・イベント情報など |
展示期間など |
問合せ |
歴史と民俗の博物館 (さいたま市) |
出張パネル展示「れきみん埼玉を知っていますか?」 (会場:県立久喜図書館) |
7月19日(水)から 8月1日(火)まで |
048-645-8171 イベント開催チーム |
さきたま史跡の博物館 (行田市) |
企画展「二子山古墳と祈りの器」 |
7月15日(土)から 8月31日(木)まで |
048-559-1181 資料・展示担当 |
嵐山史跡の博物館 (嵐山町) |
ロビー展「館跡の虫たち展」 |
7月25日(火)から 8月27日(日)まで |
0493-62-5896 学芸担当 |
自然の博物館(長瀞町) |
企画展「はね―飛ぶ羽・鳴く翅・すごいハネ―」 |
7月1日(土)から 10月15日(日)まで |
0494-66-0407 自然担当 |
川の博物館(寄居町) |
特別展(企画:県立自然の博物館) 「うんち・糞・フン2.」 |
7月8日(土)から 8月31日(木)まで |
048-581-7333 川の博物館 |
近代美術館 (さいたま市) |
企画展「横尾龍彦 瞑想の彼方」 |
7月15日(土)から 9月24日(日)まで |
048-824-0111 近代美術館 |
文書館(さいたま市) |
企画展「菩多尼訶(ボタニカ) ―本草学から植物学へー」 |
6月6日(火)から 10月1日(日)まで |
048-865-0112 文書館 |
さいたま文学館 (桶川市) |
企画展「ふしぎ駄菓子屋 銭天堂へようこそ 番外編 たたりめ堂へようこそ」 |
7月26日(水)から 9月24日(日)まで |
048-789-1515 さいたま文学館 |
※期間等については、変更になる場合がありますので、事前に各館のホームページでご確認ください。
一般財団法人埼玉県教職員互助会(福利課内)では、前ソフトバンクホークス監督の工藤公康氏を講師に招いて生涯学習講演会を開催します。
現役中に14度のリーグ優勝、11度の日本一に輝き"優勝請負人"と呼ばれ、ソフトバンクホークスの監督時代には7年間で5度の日本シリーズ制覇という偉業を成し遂げた工藤氏の未来を切りひらく思考と行動の真髄に迫ります。
この機会にぜひお申込みください。
【テーマ】
未来をひらく思考と行動 ~”当たり前”から紐解く大切なこと~
【日時】
令和 5 年 8 月 20 日(日) 14 : 00分~16 : 00分(予定)
(再配信)令和 5 年 8 月 27 日(日) 14 : 00分~16 : 00分(予定)
【会場】
オンライン(Youtube)
【参加費】
無料
【申込締切】
令和 5 年 7 月 31 日(月)
【申込方法】
※申込締切までにお申込みいただいた全員がご参加いただけます。
※参加者には、8月上旬に配信URL等詳細を記載した書面とメールをお送りいたします。
※再配信の日程は、都合により変更することがございます。予めご了承ください。
【問合せ】一般財団法人埼玉県教職員互助会(福利課内)(電話:048-830-6706)
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