トップページ > 教育委員会トップ > 広報・広聴 > 広報 > 教職員向け広報紙「県教委だより」 > 県教委だより第741号(令和6年7月19日発行)
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ページ番号:255137
掲載日:2024年7月19日
1.「第4期埼玉県教育振興基本計画」を策定(総務課)
2.「県立学校の活性化・特色化方針」を更新、公表しました!(魅力ある高校づくり課)
3. 新たな県立高校6校の校名アイデア募集について(魅力ある高校づくり課)
4. LGBTQに係る学校支援について(人権教育課)
5. 諸手当の返納防止、公務・通勤災害補償制度について(教職員課)
6.「令和6年度埼玉県教職員等消費者教育セミナー」参加募集(高校教育指導課)
7. 企画展「吉田克朗展 -ものに、風景に、世界に触れる」(7月13日から9月23日開催)(近代美術館)
8. 「令和6年度こころの健康講座」について(福利課)
9. 「令和6年度メンタルヘルス研修会」について(福利課)
10. 読者アンケートについて
令和6年度から5年間を計画期間とする「第4期埼玉県教育振興基本計画」を策定しました。
第4期計画では、教育を取り巻く社会の動向や第3期計画の成果と課題などを踏まえ、今後5年間に取り組む本県教育の目標と施策の体系を示しています。
(1)基本理念
この基本理念は、第3期計画の基本理念を継承しつつ、社会の変化への対応が差し迫っている今、更に充実した学びにすることで、教育の使命を果たしていくため、県民の誰もが参画し得る生涯を通じた多様で深い学び(「豊かな学び」)によって、人生や社会の未来を切り拓く力を育む(「未来を拓く」)ことを目指すものです。
(2)計画全体に共通する視点
基本理念の下、次の2点を計画全体に共通する視点として、各施策に反映します。
〇 誰一人取り残されない共生社会の実現に向けた教育の推進
〇 教育デジタルトランスフォーメーション(DX)の推進
(3)施策の展開
基本理念を踏まえ、10の目標のもとに、29の施策と153の主な取組を設定しています。 また、進捗状況を把握するため、36の指標を設定しています。
<10の目標>
※ 計画概要の詳細はこちら(PDF:1,078KB)(別ウィンドウで開きます)。
2 計画の入手方法
下記の埼玉県のホームページからダウンロードできます。
【URL】https://www.pref.saitama.lg.jp/e2201/4th-keikaku.html(別ウィンドウで開きます)
3 教職員の皆様へ
各施策を着実に実施していくためには、市町村、学校、家庭、地域、大学、企業、NPOなど教育に関わる全ての皆様と教育の意義や方向性を共有し、連携・協働して取り組んでいくことが重要です。
このため、教職員の皆様におかれましては、本計画を「これからの埼玉教育の未来を共に描き、創っていくための共通の指針」としていただければ幸いです。
教職員一人一人が計画の趣旨を十分に理解し、計画の推進に取り組んでいただくようお願いします。
【問合せ】総務課 総務・計画・情報企画担当(048₋830-6991)
県教育委員会では、各県立学校の基本情報や特色ある学びをまとめた「県立学校の活性化・特色化方針」をホームページにて公開しています。
ホームページに掲載している各学校の「県立学校の活性化・特色化方針」の資料を令和6年度版に更新しました。
各学校の様々な取組が紹介されておりますので、中学生の進路指導をはじめ、地域へのPRなどに是非積極的に御活用ください。
(1) 学校基本情報
課程、設置学科、児童生徒数、アクセス方法、部活動、進路実績などを記載しています。
(2) 学校の特色
教育課程、育成方針、学校行事、家庭・地域との連携などについて記載しています。
(3) 三つの方針(スクール・ポリシー)
県立高校の資料では、学校教育法施行規則に規定された三つの方針(スクール・ポリシー)*を示しています。
* 育成を目指す資質・能力に関する方針
(グラデュエーション・ポリシー)
教育課程の編成及び実施に関する方針
(カリキュラム・ポリシー)
入学者の受入れに関する方針
(アドミッション・ポリシー)
(1) 各学校の「活性化・特色化方針」を50音順に分かりやすく掲載しています。
(2) その他、各学校のホームページや入試情報へのリンクなども掲載しています。
<「県立学校の活性化・特色化方針」【県立学校魅力発信サイト】>
https://www.pref.saitama.lg.jp/f2219/gakkouhousin.html
毎年、県内各市町村立中学校及び義務教育学校(さいたま市を除く)を対象に実施している「学校の教育活動に関する調査」では、「活性化・特色化方針」の活用率が年々向上しています。
「大いに活用した」又は「活用した」と回答した学校は、令和3年度は89.3%だったのに対し、令和4年度は98.0%と、多くの学校で活用いただいています。
【問合せ】魅力ある高校づくり課 総務・企画担当(048-830-6902)
県教育委員会では、令和8年4月に開校予定の新たな県立高校6校の校名アイデアを募集しています。
和光新校(仮称) ※県立和光国際高校と県立和光高校を統合 |
国際感覚を身に付け、新しい時代を創造する人材を育成する学校 |
岩槻新校(仮称) ※県立岩槻高校と県立岩槻北陵高校を統合 |
豊かな教養と国際感覚を育み、生徒一人一人の自己実現を目指す学校 |
秩父・皆野新校(仮称) ※県立秩父高校と県立皆野高校を統合 |
地域と協働して豊かな教養を育み、国内外で活躍できる人材を育成する学校 |
越生・鳩山新校(仮称) ※県立越生高校と県立鳩山高校を統合 |
多様な学びで生徒一人一人の強味を生かし、主体性や創造性を育む学校 |
八潮新校(仮称) ※県立八潮南高校と県立八潮高校を統合 |
実践型ビジネス教育で社会人基礎力とチャレンジ精神を育てる学校 |
大宮工業・浦和工業新校(仮称) ※県立大宮工業高校と県立浦和工業高校を統合 |
県内初の情報サイエンス科を設置し、先進的な情報教育・工業教育を実践する学校 |
※ 設置学科等については、以下のページに掲載している各新校基本計画を参照ください。
新校基本計画について(https://www.pref.saitama.lg.jp/f2219/dai2ki/kihonkeikaku.html)
応募期間 令和6年7月26日(金曜日)まで
応募方法
(1)埼玉県電子申請・届出サービスから応募
(2)メール、郵送又はファックスで応募
※アイデアは具体的な校名の他、「この文字を入れて欲しい」といった校名検討の参考となるようなイメージでも結構です。
・御応募はこちらから
https://www.pref.saitama.lg.jp/f2219/dai2ki/dainikikoumeiaideabosyuu.html
【問合せ】魅力ある高校づくり課 再編整備担当(048-830-6902)
人権教育課では、学校におけるLGBTQに係る相談対応や理解啓発の取組を支援するため、県が委託した専門機関から専門家を派遣しています。具体的には、生徒やその家庭から相談を受けた先生に対する助言(個別相談)や、LGBTQに係る生徒向け講演会や教職員向け研修会を行うための講師を、県立学校及び市町村立中学校に派遣いたします。
個別相談では、「戸籍上女性で学校生活を男性として送っている生徒が悩みを抱えて保健室に相談に来る。親には伝えてほしくないと言っている。どう対応したらよいのか。」といった内容や、「戸籍上男性で性自認がわからない生徒が、普段の学校生活は女子用制服を着用している。2学期に集団宿泊研修があり、研修先での配慮と保護者への説明について、どう対応したらよいのか。」といった内容に対応します。
理解啓発の取組では、生徒向けには、「性の多様性の大切さについて」というテーマで基礎的な内容について講演会を実施します。また、教職員向けには、「性の多様性の捉え方と対応について」というテーマで、LGBTQ当事者への対応方法などについて研修会を実施します。
詳しくは、県立学校及び市町村教育委員会あての通知を御確認ください。
【問合せ】人権教育課 企画・支援担当 (電話:048-830-6786)
例年、所得要件超過による扶養手当の返納事例が多数発生しています。
返納が生じないよう、被扶養者の所得が要件を超えないか必ず確認してください。
Q1 扶養手当を受給するための被扶養者の所得要件は?
⑴ 年額103万円未満 ⑵ 年額130万円未満 ⑶ 年額150万円未満 (回答はこちら )
原則、所得については事実発生日から今後1年間の所得で判断します。
(事後確認では原則、所得証明書(1月~12月)により確認します。)
Q2 扶養している子(大学生)のアルバイト収入が所得要件を超えていることが判明し、
12か月分の扶養手当を返納することとなった。最も近い返納額(概算)は?
⑴ 約12万円 ⑵ 約18万円 ⑶ 約27万円 (回答はこちら)
扶養手当の返納は、地域手当や期末勤勉手当などに影響がある他、
税金の扶養親族の取消や、健康保険証の資格が喪失となる場合があります!
※扶養手当以外の手当等においても、返納事例が発生しております。
以下の資料を参照のうえ、適切な給与支給に御協力をお願いいたします。
・知っていますか?あなたの給与と旅費(県立学校向け)令和6年度版(PDF:1,120KB)
・知っていますか?あなたの給与と旅費(小中義務教育学校向け)令和6年度版(PDF:1,133KB)
【問合せ】
手当制度について | 届出方法について | |
市町村立学校職員 | 所属の給与事務担当者 | |
県立学校職員 |
教職員課給与制度・退職手当担当 (電話:048-830-6667) |
総務事務センター分室ヘルプデスク (電話:048-830-6827) |
課所館職員 |
総務課人事担当 (電話:048-830-6622) |
など、公務中や通勤途中の事故によるけが等については、公務(通勤)災害の認定を受けることで、その治療費等が補償されます。
●公務(通勤)災害認定の審査には期間を要する場合があります。
●勤務時間中の事故、通勤途中の事故のすべてが公務(通勤)災害として認められるとは限りません。
【問合せ】教職員課 総務・公務災害補償担当(048-830-6665)
回 答 | Q1 ⑵ 年額130万円未満 | Q2 ⑶ 約27万円 |
授業や生活指導、進路指導などで即活用できる消費者教育に役立つ最新情報の提供、授業例の実践報告、アクティブラーニング型学習教材の紹介などを行う実践的なセミナーを開催します。教科に関わらず役立つ消費者教育の知識・視点について理解を深めることができます。全講座無料で、1コマから受講できます。
※8月6日(火曜日)は1日通しての参加のみの受付になります。(調理実習があります。)
次ページの2次元コードから、埼玉県消費生活支援センターのHPで内容をご確認ください。
開催日程 |
テ ー マ ( 内 容 ) ※テーマ・内容は現時点のものです |
講師 |
7月22日(月曜日) 10時00分~16時30分 |
<金融経済・消費者教育・環境> (2)13時00分~15時00分 (3)15時30分~16時30分(対面・zoomでのオンライン) |
(1) 埼玉りそな銀行経営管理部サステナビリティ (2) 法政大学大学院政策創造研究科准教授 (3) 環境科学国際センター水環境担当担当部長 |
7月23日(火曜日) 10時00分~16時30分 |
<金融経済・実践報告・悪質商法> (1)10時00分~12時00分 (2)13時00分~14時30分 (3)15時00分~16時30分 |
(1) SMBCコンシューマーファイナンス株式会社 (2) 東京都立狛江高等学校家庭科 (3) 埼玉県消費生活支援センター主任消費生活相談員 |
7月26日(金曜日) 10時00分~16時30分 |
<SDGs・ネットトラブル・悪質商法> (1)10時00分~11時30分 (2)12時30分~14時00分 (3)14時30分~16時30分 |
(1)「ファッションと環境」 (2)(独法)国立病院機構久里浜医療センター (3) 埼玉弁護士会所属弁護士 |
8月6日(火曜日) 10時00分~16時15分 |
<食品ロス・実践報告・環境> (1)10時00分~12時00分 (2)13時00分~14時30分 (3)15時00分~16時15分 |
(1) 料理研究家 (2) 鶴ヶ島市立鶴ヶ島中学校 (3) 環境科学国際センター地球温暖化対策担当 |
8月7日(水曜日) 10時00分~16時20分 |
<金融経済・ネットトラブル> (1)10時00分~12時00分 (2)13時00分~14時30分 (3)15時00分~16時20分 |
(1) 日本貸金業協会教育研修部消費者啓発課長 (2) 関東財務局 (3) グリー株式会社社会貢献チーム |
申込方法
お申込みは、電話・メール・ファックスで受け付けております。
申込先
埼玉県消費生活支援センター 情報・学習支援担当 電話:048-261-0995(平日8時30分-17時15分まで)
ファックス:048-261-0962 E-mail : m4308776@pref.saitama.lg.jp
※ファックス・メールの場合は、申込書をご利用ください。
そ の 他
全講座無料です。
1コマから受講できます。8月6日(火曜日)のみ、1日通しての参加受付になります。
やむを得ない事情により、一部中止若しくはオンライン等内容変更となる場合がありますので、ご了承ください。
<昨年度のセミナーの様子・主な感想>
○ライフマネジメントの視点から、生徒に考えてもらう内容についてよく分かりました。
○食の分野と住の分野、消費の分野を融合した授業ができると思いました。
○実際の消費者トラブルの事例を知ることができたので、それを生徒に伝えるなどして活用できると思いました。
○契約に関する学習のポイントを押さえることができました。
具体事例が多く、分かりやすかったです。
○授業で使用できる資料や、インターネットサイトなど紹介していただき、今後活用していきたいです。
セミナーご案内ページから、エクセルファイルの「申込書」をダウンロードできます⇒
(https://www.pref.saitama.lg.jp/b0304/syouhisyakyouiku/kyousyokuinseminar2024.html)
【問合せ】(この記事について)高校教育指導課 産業教育・キャリア教育担当(電話:048-830-6769)
埼玉県立近代美術館では、企画展「吉田克朗展 ─ものに、風景に、世界に触れる」を開催します。
深谷市出身の吉田克朗(1943-99年)は、国際的な舞台で活躍した美術家です。吉田が美術に関心を持ったのは、深谷小学校の担任となった画家・花崎守との出会いでした。7歳の頃から花崎の画塾に通い、絵の手ほどきを受けました。また、県立深谷商業高等学校3年の17歳の時に結核を患い、療養をしている際に油絵を始め、画家を志すようになります。
1964年に多摩美術大学に進学すると、海外の美術動向にも興味を持ちます。卒業した翌年の1969年から吉田は、物体を組み合わせ、その重さや素材の特性が自然に表れる作品を制作します。このような作風を示す動向は後に「もの派」と称され、海外から注目を浴びることになりますが、吉田はその先鞭をつけた美術家でした。
また、最初期から写真をもとにした版画を制作し、70年代半ばから物体の転写などの実験的手法によって絵画を模索します。80年代には風景や身体を抽象化した絵画シリーズ<かげろう>を手がけ、その後、粉末黒鉛を手指でこすりつけて有機的な形象を描く<触>のシリーズを精力的に制作していましたが、55歳で逝去しました。
本展は、転換期を迎えていた美術動向に向き合いながら、自ら選択すべき制作について問い続けた吉田克朗の全貌に迫る、初めての回顧展です。
《650ワットと60ワット》1970年|コード、電球、鉄|埼玉県立近代美術館蔵 (Copyright)The Estate of Katsuro Yoshida/ Courtesy of Yumiko Chiba Associates |
《触 "春に"V》1998年|油彩、アクリル、黒鉛、カンヴァス|神奈川県立近代美術館蔵 (Copyright)The Estate of Katsuro Yoshida/ Courtesy of Yumiko Chiba Associates |
【問合せ】県立近代美術館(電話:048-824-0111)
心の健康の保持増進及びメンタル不調の予防のため、『こころの健康講座』を配信します。セルフケア(アンガーマネジメント、考え方のクセを転換する方法等)について学んでみませんか。
オンデマンド形式で実施しますので、1学期が終わってほっと一息ついた時、2学期が始まって心が少しつまずいた時など、いつでも御視聴ください。
ストレス・マネジメント~ストレス耐性向上技法編~
医師・労働衛生コンサルタント 櫻澤 博文 氏
1 県立学校・県教育局・県立教育機関及び市町村立学校の教職員
2 市町村教育委員会の人事・健康管理担当者 等
オンデマンド形式(動画配信)
※動画視聴方法については、7月下旬に各所属長(県立学校・県教育局・県立教育機関)及び各市町村教育委員会教育長宛てに通知予定です。
※事前申込みは不要です。
7月下旬~9月30日(予定)
【問合せ】福利課健康づくり・メンタルヘルス担当 (電話048-830-6704)
管理職等が教職員の心の健康の保持増進、メンタル不調の早期発見・早期対応、復職支援、再発防止等に適切に取り組めるよう、ラインケアに関する研修会を開催します!
メンタル不調を理解するための基礎知識や相談の受け方、職員への対応の仕方について、改めて学んでみませんか。
オンデマンド形式で実施しますので、ぜひ御視聴ください。
ラインケア(メンタル不調のある部下への接し方、管理職のセルフケア等)
精神科専門医・認定産業医 渡辺 洋一郎 氏(日本CHRコンサルティング株式会社代表取締役)
1 県立学校及び市町村立学校の管理職員・主幹教諭・衛生管理を担当する教職員
2 県教育局・県立教育機関の管理職員・人事担当者・衛生管理を担当する職員
3 市町村教育委員会の人事・健康管理担当者 等
オンデマンド形式(動画配信)
※動画視聴方法については、7月下旬に各所属長(県立学校・県教育局・県立教育機関)及び各市町村教育委員会教育長宛てに通知予定です。
※事前申込みは不要です。
7月下旬~8月30日(予定)
【問合せ】福利課 健康づくり・メンタルヘルス担当 (電話048-830-6704)
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