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ページ番号:266432

掲載日:2025年3月28日

令和7年2月定例会 一般質問 質疑質問・答弁全文(須賀昭夫議員)

特定外来植物への対応について-県民への情報発信について-

Q 須賀昭夫 議員(自民)

特定外来植物の防除には、行政の取組はもとよりですが、県民の協力が欠かせないものと考えます。国が指定している特定外来植物19種のうち、ただ今、10種について県内での侵入が確認されているとのことでしたが、まずは、これらの10種のことを県民が知る必要があると考えます。さらに、特定外来植物の繁殖を拡大させないことも非常に重要です。
私の地元川越市で、オオフサモの駆除に当たった有志によりますと、再生力の強いオオフサモは、茎の断片からでも葉や根を出して再生するため、駆除の際には、断片が拡散しないよう細心の注意を払う必要があり、大変苦心しているとのことでした。
こうした特定外来植物の特徴に加え、防除方法についても県民に情報発信し、県民の理解を深めることが、住民の生活や県内の農業環境を守っていくために重要であると考えますが、今後の県民への情報発信について、環境部長のお考えを伺います。

A 石井貴司 環境部長

特定外来生物は、生態系や農林水産業などに影響を与える恐れがあるため、生きている状態での運搬や栽培などが、法律により原則禁止されております。
また、オオキンケイギクのように、きれいな花だと持ち帰って、庭先に植えたり、茎の断片から再生するオオフサモを、駆除の際に草刈り機で断片を巻き散らすことなどは、いずれもこれらの植物の拡大に繋がってしまいます。
議員お話しのとおり、これらの植物を拡大させないためには、何が特定外来生物である植物で、どう防除していくかなどの知識と理解を県民に深めていただくことは重要と考えます。
県では、令和4年度に生物多様性センターを設置し、これまでも、特定外来生物に関する特徴や分布状況などをホームページで情報発信しています。
今後は、ホームページに加え、県政出前講座や県民向けセミナーなどの機会も含め、特定外来生物である植物の駆除をする際の注意点など、防除についてもわかりやすく情報発信を行ってまいります。

 

  • 上記質問・答弁は速報版です。
  • 上記質問・答弁は、一問一答形式でご覧いただけるように編集しているため、正式な会議録とは若干異なります。
  • 氏名の一部にJIS規格第1・第2水準にない文字がある場合、第1・第2水準の漢字で表記しています。 

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