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掲載日:2023年7月14日
Q 柿沼貴志 議員(自民党)
行田市では、第6次行田市総合振興計画や行田市都市計画マスタープランにおいて位置付けた快適な住環境が整ったまちをつくることを目指し、市民の暮らしや経済活動を支える重要な都市基盤である幹線道路の整備について、近隣市とともに国や県などに対する要望活動を行って、広域的な都市間連携や交流を促進する広域交通網など、市民生活を支える道路交通環境の充実に取り組んでおります。
具体的には、熊谷バイパス建設促進期成同盟会をはじめ、上尾道路建設促進期成同盟会、利根川新橋建設促進期成同盟会など10の同盟会や協議会の構成市として、沿線市における広域幹線道路の重要性について要望活動を行っているところです。
こうした中、上尾道路については、総延長20.1キロメートルのうち、1期区間が11キロメートル、平成28年度に暫定2車線ではありますが開通し、さらに2期区間についても、令和元年に工事着手されたところであり、着実な事業進捗が図られていることに対し、関係各位の皆様に深く感謝申し上げるとともに、引き続き、全線4車線化に向けた一層の事業推進を強く期待するところでございます。
また、平成28年度には、自動車専用道路部分である新大宮上尾道路が上尾市堤崎までの延長8キロメートルの区間において事業化されました。行田市としては、新大宮上尾道路が更に延伸されることで、交通渋滞の緩和だけでなく、雇用を生み出す産業団地の整備や企業誘致に大きな効果を発揮します。これは行田市のみならず、県北地域全体の活性化にとって極めて重要な路線になると認識しております。
つきましては、上尾道路の早期全線開通と新大宮道路の事業延伸について、県北地域のより一層の発展のため、埼玉県が事業推進の強力な旗振り役となり、早期完成に向け進めていただきたいと思いますが、県土整備部長の答弁を求めます。
A 金子勉 県土整備部長
上尾道路は、さいたま市宮前から鴻巣市箕田に至る延長約20.1キロメートルの道路で、国が整備を進めています。
また、新大宮上尾道路は、さいたま市円阿弥から鴻巣市箕田に至る延長約25.1キロメートルの高架構造の自動車専用道路です。
このうち、(仮称)与野ジャンクションから(仮称)上尾南出入口までの約8キロメートル区間を国と首都高速道路株式会社が共同で整備を進めています。
この区間は、県の中央部を南北に縦断し、国道17号の慢性的な渋滞の緩和や防災機能の強化など、沿線地域のみならず、県北地域にも大きな効果が期待される道路と認識しております。
このため、知事が直接国に対して要望を行うとともに、県と地元市で構成する建設促進期成同盟会などを通じ、継続的に要望活動を行っております。
引き続き地元市と連携しながら、上尾道路及び新大宮上尾道路の事業中区間の早期完成と新大宮上尾道路の事業化区間の早期延伸につきまして、あらゆる機会を通じて国に強力に働き掛けてまいります。
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