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掲載日:2023年11月30日
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「収容動物情報」ページに掲載中の犬・猫は、その動物の固有の状況(年齢・性格・健康状態・過去の飼育環境など)が不明の場合が多いため、掲載中の特定の犬・猫についての譲渡のご希望があった場合、動物指導センターでは積極的に譲渡のお薦めをしていません。
基本的には、「収容動物情報」ページの掲載期間が終了した後に、動物指導センターで譲渡適性の確認や健康状況を確認したうえで実施している動物の譲渡事業(成犬の譲渡)を通じて譲渡を受けていただくのが最良と考えていますが、譲渡のご希望に対して門戸を閉ざしている訳ではありませんので、掲載期間中も随時、ご相談を受け付けています。
ただし、譲渡にあたっては一定の基準を設けていますので、このページと動物の譲渡事業(成犬の譲渡)のぺージを十分にご理解いただいた上でお問合せいただきますようお願いします。
犬は利口な動物ですが、毎日世話をして、適正に飼養することはさまざまな苦労が伴います。
飼い始める前に次のことも考えましょう。
犬を飼い始めたら(子犬は生後91日になったら)、30日以内に登録(生涯に1回)と狂犬病予防注射(1年に1回)を受けてください。
犬は自分の住所や名前を言うことができません。犬には鑑札を付けましょう。
もしも鑑札がはずれてしまった場合などにも対応できるように、マイクロチップの装着もお勧めします。
犬の飼い主は、の標識を門柱などの人の目につく場所に貼ってください。
犬は綱や鎖でつなぐか、柵やオリなどの囲いの中で飼わなければなりません。
散歩は、犬を制御できる人が引き綱をつけて行ってください。
また、犬の行動には常に注意を払い、飛びつきや吠えなどで犬が危害を与えることがないようにするとともに、
落ちているものや植物(草、キノコ類(特に「カエンタケ」等の毒キノコは危険))を口に入れてしまわないように気をつけましょう。
埼玉県動物の愛護及び管理に関する条例第7条:犬の飼い主の遵守事項
犬の習性・生理・生態等を理解し、その生涯の最後まで愛情と責任をもって飼ってください。
子犬が生まれても飼えない場合には、必ず不妊手術(避妊手術・去勢手術)を受けてください。
(「もらい手が見つかるだろう」という考えが見込み違いになってしまう場合は多く見られます)
公園、道路など公共の場所や他人の土地・建物などを糞や尿で汚さないよう、必ず飼い主の責任で始末してください。
(犬は自分で始末はできません)
異常な鳴き声・悪臭等で近隣に迷惑をかけないよう注意してください。
(犬は家族の一員であると同時に、地域住民と一緒に生活している存在でもあります)
不幸な犬・猫を減らすのはあなたです!!
飼うことのできない犬や猫を増やさないために、避妊・去勢手術を行ってください。
特別な訓練のことではなく、犬が人間社会の中で周囲に迷惑をかけることなく暮らしていくためのルールを教えることです。
子犬が、様々な体験を通して自分を取り巻く世界を知り、社会に出て行くための準備をする時期を社会化期といい、生後4週から生後12週(生後1か月目から3か月目くらい)がこの時期にあたります。
社会化期には、できるだけ母犬や兄弟犬と一緒に生活させて、他の犬や人や環境(テレビや車の音、雑踏、繁華街など)にも慣らせましょう。
この時期の経験が、将来、他の犬や人との良い関係を築く基礎になります。
また、母犬や飼い主の愛情が十分に注がれる社会化期を経験した犬ほど飼育しやすくなります。
社会化期が終わる生後3ヶ月頃からは、飼い主が自分のリーダーであることを日常生活の中で教えることが重要です。
スワレ、マテ、フセなどの基本的なことも教え始めましょう。
生後6ヶ月頃までに、飼い主と犬との信頼関係がほぼできあがっているのが理想です。
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