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掲載日:2024年2月26日
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埼玉県熊谷市で活躍するNPO法人 SK人権ネットのフードパントリーについてご紹介します。
SK人権ネットでは、食材や日用品を無料で配布するフードパントリーを行っています。この活動を通して、生活に困っている人たちを助けるとともに、食品ロスを減らすことにも取り組んでいます。
2024年1月18日㈭、埼玉トヨペット熊谷支店で、熊谷なないろ食堂を運営する SK人権ネットがフードパントリーを開催しました。
当日は、食材や日用品などの提供品は80世帯分準備されました。47世帯は熊谷支店で引き渡し、来場できなかった15世帯へは自宅へ配達されました。当日配り終わらなかった残りの提供品は後日に引き渡されることとなりました。
フードパントリーは山口代表理事をはじめとしたスタッフの方々によって手際よく運営されていました。利用者のニーズに応じて食材や日用品を選べるコーナーも設けられました。スタッフの方々は、利用者の方々との会話を楽しみながら、丁寧に対応していました。
山口さんは、フードパントリーについて次のようにお話ししてくれました。「フードパントリーは、私たちの社会貢献の一つです。困っている人たちに笑顔を届けたいと思っています。また、食品ロスの問題にも目を向けてほしいと思っています。私たちは、これからも地域の絆を深める活動を続けていきます。」
スタッフの方は、「フードパントリーの活動に参加し、皆さんが直面している困難を実感しました。私たちの小さな努力が、皆さんの生活を少しでも楽にすることができれば、それは何よりの喜びです。」「フードパントリーの運営は確かに大変な作業ですが、それ以上にやりがいを感じています。これからも、地域社会への貢献を続けて参ります。」とおっしゃっていました。
SK人権ネットのフードパントリーに関心のある方はホームページをご覧ください。フードパントリーのボランティアや提供品の寄付にご協力いただける方も、お気軽にお問い合わせください。
特定非営利活動法人SK人権ネットは、子どもたちに食事や生活用品を提供する活動を行っています。熊谷市内で子ども食堂「熊谷なないろ食堂」を週3日のペースで運営しており、平成29年にはNPO法人として認められました。子ども食堂は誰でも利用できますが、特に困っている方には、フードパントリーというサービスも提供しています。SK人権ネットのフードパントリーでは、賞味期限が2か月以上ある食品や未開封の日用品を無料で配布しています。フードパントリーの対象者は登録制で、毎月1回、必要なものを受け取ることができます。提供される食品や日用品は、埼玉県フードパントリーネットワークや市内の企業、小中学校などから寄付されたものです。これらの団体や個人は、フードドライブという活動を通じて、余った食品や日用品を集めています。SK人権ネットは、フードドライブに協力してくれる団体や個人を募っており、現在、市内に約26校の小中学校や熊谷市役所などが参加しています。
熊谷なないろ食堂は、子どもたちに安心して食事ができる場所を提供する活動です。月・水・金曜日の夕方5時から7時まで、熊谷市内で開催されています。食事の後には、大学生などのボランティアが子どもたちに勉強や遊びのお手伝いをします。子どもたちは、お兄さんお姉さんと一緒に楽しく過ごすことができます。熊谷なないろ食堂は、毎月1800人~2000人の子どもたちやその家族に利用されています。お弁当の価格は、中学生以下は100円、高校生以上300円、大人のみ500円となっており、気軽に参加できます。
このフードパントリーは、埼玉トヨペットHD(サステナビリティ経営推進部ママ友支援課兼社会貢献課 橋岡課長ほか2名)の協力のもとで行われました。同グループは地域社会に貢献するために、様々な取り組みを行っています。その一つが『フードパントリー』の協力で、地元のNPO団体や一般社団法人と連携し、子どもの居場所づくりの取り組みの一環として、県内6拠点で定期的に開催しています。
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