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掲載日:2023年12月14日
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つるがしま里山サポートクラブは、平成15年に鶴ヶ島市内の市民の森の維持管理活動を行う団体として活動を始め、平成17年にNPO法人化しました。市民の森とは、市内に残された緑を守り育てていくために、市が土地所有者から借りている森です。市内には6つの市民の森があり、今回は、「五味ケ谷市民の森」での活動を見学させていただきました。
「五味ケ谷市民の森」には色鮮やかな竹が生い茂っており、市民にとって憩いの場所になっています。つるがしま里山サポートクラブは、その竹林に遊歩道やテーブルを整備しています。
伐採した竹で流しそうめんをしたり、門松を作ったりしています。枝葉は東松山市にあるこども動物自然公園のレッサーパンダの餌や、野菜を育てるための肥料にしています。
整備した市民の森は、子どもたちが木登りやハンモックで遊ぶプレーパーク、森の音楽会など市民の集まる場所となっています。
つるがしま里山サポートクラブは、活動は楽しく行うことをモットーとしているため、休憩時間を大切にしています。休憩時間中は会員の皆様が楽しそうに談笑していました。
会員それぞれが得意なこと、やりたいことをやるという自由な雰囲気があり、会員がやりたいと思った企画を持ち寄って皆で実行しています。例えば、走るのが好きな会員の発案で市民の森を走るクロスカントリー大会を開催したそうです。
会長の小澤さんは、「地域の方と十年以上もお付き合いがあるのは、この活動のおかげ」と楽しそうに語られていました。
次の世代の子供達に市内の里山を残すという想いで維持管理活動をしています。活動の中心である市民の森で、身近な里山を子供達に体験してもらうイベントに取り組んでいます。活動を通じて会員の輪を広げていきたいと思います。みなさま、ぜひご参加ください。
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