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掲載日:2019年9月12日
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今回はNPO法人英語の通じる街実行委員会の実施事業を取材しました。
英語の通じる街実行委員会は平成28年から英語のスピーチコンテストを開催。その出場者とともに川越まつりで英語の観光ガイドをするなど、川越が「英語の通じる街」「国際観光都市」となることを目指して活動をしてきました。そして平成30年、活動を広げ、継続していくためにNPO法人となりました。
令和元年7月6日、ウェスタ川越大ホールで「第4回英語でニッポンを語ろう!コンテストin川越」が開催されました。観覧者約420人が見つめる中、18組がパフォーマンスを披露しました。
小学2年生の木下さんは日本のお弁当、お母さんのお弁当についてスピーチ。途中で止まってしまいましたが、司会者が手伝って最後まで思いを伝えきると、会場から大きな拍手が沸き起こりました。
最優秀賞は、日本の居酒屋を紹介するツアーガイドをしている山下さん。年間200日ほど世界中の人とお酒を飲みながら交流しているそうです。「日本の飲酒文化」というタイトルで、お酒を介して心が繋がった体験を基にしたスピーチでした。
受賞決定後に話を伺ったところ、「英語は動画を見て勉強しました。今は東京、大阪、京都などで居酒屋ツアーガイドをしていますが、いつか生まれ育った川越でもやってみたい」と今後の抱負を語ってくれました。
英語の通じる街実行委員会の活動は、谷島理事長をはじめ、様々な仕事をしている多くの方が関わっています。また、留学生がボランティアとして参加しており、スピーチコンテスト当日も実行委員会メンバーと留学生が楽しそうに英語で話をしている姿が印象的でした。
ベトナムからの留学生に話を伺うと、「今は日本語学校で学んでいる。来年は自分がスピーチする側として参加したい」と笑顔をみせてくれました。谷島理事長は「留学生が学校と家の往復だけの生活をするのではなく、地域と関わる場を設けることも大切。帰国する際には、日本や川越の良い印象を持ち帰ってもらいたい」と留学生が参加する意義を話してくれました。
この事業を通して「英語というツールを使って世界中のお客様を歓迎しよう」という熱い気持ちを感じました。スピーチ内容が日本語や写真でスクリーンに表示されたり、会場全体でクイズをしたりと、英語に不慣れでも楽しめる工夫があり、英語でのコミュニケーションに挑戦してみようと思えるコンテストでした。
興味のある方は是非、来年参加してみてはいかがでしょうか。
これからも日本・川越の魅力を世界にアピールできる人材を育成していきたいです。来年はオリンピック本番ですが、その後も見据えて活動し、川越を国際観光都市として発展させていきたいと考えています。
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