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掲載日:2019年9月12日
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鶴ヶ島市のNPO法人パン工房カウベルを訪問しました。
パン工房カウベルは、昭和53年に坂戸市千代田で、有限会社ホームベーカリーカウベルとして川越市内の高校等へパンの販売を始めました。その後、事務所を鶴ヶ島市脚折に移転し、障がいを持つ人の雇用を始め、平成14年には鶴ヶ島市よりデイケア施設カウベル作業所として承認され、平成20年にNPO法人化しました。
現在は利用者が45人となり、2つの作業所でパンやお弁当の製造を行っているほか、段ボール回収や古紙の回収、リネンの内職作業、いちご園でのいちごの栽培も行なっています。また、障がいを持つ人を包括的に支援したいとの思いからグループホームも運営しています。
産業まつりや特別支援学校の学園祭など市内のイベントに数多く出店し、学生のインターンシップを受け入れるなど地域社会に根差したNPOとして親しまれています。
「作業所」という言葉から堅苦しい雰囲気を感じるかもしれませんが、昼食の時間になると、作業中の真面目な雰囲気から一転して皆さん楽しそうな雰囲気になります。また、ミュージカルやサーカスを見に行ったり、所内旅行やレクリエーション、バーベキュー等を実施しているそうです。
パン工房カウベルは、常に事業を拡大しようと試みています。それは利益追求のためではなく、事業を拡大することで障がいを持った人をより多く受け入れることができるためです。
事業を拡大することはNPO法人にとって重要なことです、と仰っていたのが印象的でした。
カウベル作業所では近隣の特別支援学校や市立中学校などから、年間を通じて実習を受け入れており、皆楽しく働いています。パンもいちごもカウベルの仲間たちが毎日心を込めて作り育てています。
どうか一度私たちの真心のこもった『パン』や『苺』を食べてみてください。待っています。
~カウベル利用者、職員一同~
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