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掲載日:2020年1月14日
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NPO法人ミュージックファウンデーションの活動現場を訪問しました。
ミュージックファウンデーションは平成11年に音楽普及活動を行う任意団体として発足し、学校、老人ホームなどの施設や地元のホールでの演奏会のほか、子供たちを集めて音楽指導・教育を行ってきました。その後、活動をより公益的なものとし、子どもの健全育成、地域文化の向上等に寄与したいと考え、平成19年に法人化しました。
現在は、年数回実施するクラシックコンサートを中心に、施設慰問や公民館祭りへの参加、小学生を対象とした楽器の演奏指導など、音楽を通して幅広い活動を行っています。
今回訪問したのは、令和元年11月24日(日)毛呂山町東公民館学習ホール"めじろ"で行われた、「2019ウィンターコンサート~みんなで歌おう~」です。当日の観客は約60名で、コンサートは2部構成、2時間のものでした。
第1部は「北風小僧の寒太郎」や「雪の降る街を」「365日の紙飛行機」など、童謡からポピュラーまで様々な曲を、1番を歌手が、2番以降は観客も一緒になって歌う内容となっていました。
舞台上のスクリーンに映し出された歌詞を見ながら、皆さん楽しみながら一体となって歌っていました。中には舞台上の歌手に負けないくらい大きな声で歌っている方もいて、大変盛り上がっている様子でした。
第2部は、高い技量を持った歌手とピアニストによる演奏を鑑賞する内容となっていました。
「オペラつばめより~ドレッタの夢~」や合唱曲「落葉松」等の歌唱は、包み込まれるような歌声に引き込まれていきました。特に「落葉松」はホール全体に響き渡る歌声に圧倒されたのか、歌が終わった後、観客に一瞬静寂が訪れたことが印象的でした。
また、「月光より~第三楽章~」や「明日に向かって撃てより~雨にぬれても~」等のピアノ演奏は、ピアニストの細やかな指使いに驚かされました。特に「月光」は難しい曲ということもあり、演奏の終了直後、盛大な拍手が沸き起こりました。連弾曲の「雨にぬれても」では2人の息がぴたりと合っていて、改めて技量の高さがうかがえました。
理事の新井さんはミュージックファウンデーションの強みについて、演奏者の技量の高さと地域に密着していることの2つを挙げていました。
その言葉のとおり、音楽大学出身の方が多数を占める演奏者が、非常に質の高い音楽活動を行っています。また、音楽を通して地域文化の向上に大きく寄与されています。
毛呂山町の600席ほどのホール「ウィズもろやま」で毎年クラシックコンサートを開催しています。また、学童保育所や町内会などに出向きミニコンサートを開催しています。さらに、公民館の舞台を利用して地域で活動されている演奏家の方々に発表してもらう「毛呂山クラシック音楽フェスティバル」を企画しています。
地域の方々から、「次も楽しみにしている」と声をかけてもらい、地道な活動が実を結んでいるようで嬉しくなります。
発足して20年を過ぎ、演奏者に年配者が増えてきました。若い世代の演奏者が私たちと一緒に活動していただけたらと思案しているこの頃です。
ミュージックファウンデーションホームページ https://sites.google.com/site/moroyamamf
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