トップページ > 健康・福祉 > 高齢者福祉 > 認知症施策 > 認知症サポーター養成講座について > 埼玉県立三郷北高等学校における「認知症サポーター養成講座」(令和元年11月18日(月曜日))の開催について
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掲載日:2023年12月5日
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県及び各市町村では、認知症に関する正しい知識と認知症の人への接し方を学ぶ「認知症サポーター養成講座」(以下「養成講座」という。)を開催しています。
特に、地域の将来を担う小中高生に学んでいただくため、学校での養成講座の開催を推進しています。
今回は、埼玉県立三郷北高等学校の御協力により、養成講座を令和元年11月18日(月曜日)に開催しました。
他校での開催の参考としていただきたく当日の概要を紹介します。
埼玉県立三郷北高等学校での講座は、2年生を対象に家庭科の授業2コマを使用して実施しています。
講師を務めたのは、三郷市地域包括支援センターみずぬま及び市内介護事業所の職員の方々です。
生徒たちは、まず認知症の種類や症状について説明を受け、長谷川式スケールを体験しました。
その後、DVDで認知症の方への対応の悪い例を視聴し、どのように対応したらよかったのかをグループに分かれて話し合いました。
生徒たちは積極的に発言しており、グループ発表では寸劇を用いて発表する組もありました。
講師からは介護の仕事に関する話もあり、生徒たちにとって将来を考えるうえでも参考になったようです。
生徒の皆さんからは
・私たちが当たり前にできることを認知症の人にとっては、当たり前ではなくなってるから自分の常識を押し付けないように接することが大切と思いました。
・近くに認知症の人はいないから自分には関係ないと思っていたけど、そんなことはなく自分でも何かできることがあるんだと思いました。今回学んだことを周りの人にも教えてあげ助けてあげられるように頑張っていきたいです。
・認知症は悲しい病気ではないことを知りました。認知症には多くの種類があることも知り、とても驚きました。
・認知症の方について自分たちからのことしか考えてこなかったけど本人たちも当たり前のことが分からなくなったり、まわりの人に冷たい反応されると傷ついてしまうと思うので、これから関わる機会があれば積極的に話せるようにしたいと思いました。
・認知症の方々への対応というのは難しいし、正直めんどくさいものだと思っていましたが、優しく接してあげれば相手も自分も傷つかずにすむということを知ることができました。
などの感想が寄せられました。
認知症サポーター養成講座の開催は、各市町村の認知症施策担当窓口や県地域包括ケア課で随時受け付けています。
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