トップページ > 健康・福祉 > 高齢者福祉 > 認知症施策 > 認知症サポーター養成講座について > 川口市立神根中学校における「認知症サポーター養成講座」(平成29年11月10日(金曜日))の開催について
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掲載日:2023年12月5日
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県及び各市町村では、認知症に関する正しい知識と認知症の人への接し方を学ぶ「認知症サポーター養成講座」(以下「養成講座」という。)を開催しています。
特に、将来の地域を担う小中高生に学んでいただくため、学校での養成講座の開催を推進しています。
今回は、川口市立神根中学校の御協力により、養成講座を平成29年11月10日(金曜日)に開催しました。
他の学校での開催の参考としていただきたく当日の概要を紹介します。
今回は、川口市立神根中学校の1年生(159人)を対象に体育館で実施しました。
講師は、神根東地域包括支援センターの並木所長です。神根東地域包括支援センターは神根中学校のすぐそばにあります。神根東地域包括支援センターの職員の皆さんは日頃から登下校の見守りや清掃活動などの地域活動に参加していることもあり、知っている顔の生徒さんも多かったようです。
並木所長の講義は、生徒たちが住む神根地区の高齢化の現状を伝えるなど、高齢社会や認知症が身近なことであることを感じられる工夫がされていました。
講座の寸劇では、「財布を探す波平おじいちゃん」の設定で地域包括支援センターの職員の皆さんと地域のボランティアさんが演じてくださいました。財布を無くしてしまった認知症の波平おじいちゃんにどのように接したらよいのかを良い例、悪い例で演じていました。生徒の皆さんからは笑い声も聞こえ、楽しい雰囲気の講座となりました。
講座の最後には、認知症の人への接し方の3つのポイントを伝え講座は終了しました。
講座を受けた生徒たちからは、
・認知症は他人事のように思ってきたが、地域のおじいちゃん、おばあちゃんにも当てはまると改めて感じた。
・認知症の人には優しく声を掛けたいと思う。近所にも似た人がいるので、今日教わったことを生かしたい。
などの感想をいただき、認知症の人を見守る159人の心強いサポーターが養成されました。
神根中学校では2年生でも認知症について学ぶ時間を設けており、認知症の人との交流の場などを通じ、正しい理解に向けての取組みを進めていただいています。
養成講座の開催は、各市町村認知症施策担当窓口及び県地域包括ケア課で随時受け付けております!
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