トップページ > 健康・福祉 > 高齢者福祉 > 認知症施策 > 認知症サポーター養成講座について > 県立狭山緑陽高校における「認知症サポーター養成講座」(平成31年1月21日(月曜日)~25日(金曜日))の開催について
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掲載日:2023年12月5日
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県及び各市町村では、認知症に関する正しい知識と認知症の人への接し方を学ぶ「認知症サポーター養成講座」(以下「養成講座」という。)を開催しています。
特に、将来の地域を担う小中高生に学んでいただくため、学校での養成講座の開催を推進しています。
今回は、県立狭山緑陽高校の御協力により、養成講座を平成31年1月21日(月曜日)~25日(金曜日)内4日間で開催しました。
他の学校での開催の参考としていただきたく当日の概要を紹介します。
狭山緑陽高校は、西部地区で唯一福祉系列の科目を履修できる高校です。
狭山緑陽高校での講座は2日間に分けて実施されています。今回は福祉科目を選択している1年生25人程度のクラスを4クラス、計98人に受講いただきました。
講師を務めたのは、認知症疾患医療センターあさひ病院の皆さん、そして狭山市柏原・水富地域包括支援センターの皆さんです。
1日目は、認知症の症状・原因等を正しく理解するため、病院で対応する認知症の人の行動や、地域包括支援センターでの相談内容等の具体例を織り交ぜた説明を受けました。
2日目は、寸劇で一人歩き高齢者に対する声かけの悪い例が演じられ、気づいたところをふせんと模造紙を使ってグループで書き出してもらいました。その後、生徒たちが考えた声かけを実践してもらいました。生徒たちは優しく話しかけ、傾聴し、丁寧に対応していました。
1・2日目とも積極的に生徒に発言してもらう機会が設けられ、講師からの声かけも多く見られました。高校生ということもあり、自分で考え、表現してもらう、学びの多い講座となりました。
生徒の皆さんからは
・今まで出来ていた事が出来なくなる、そんなのすぐ思い出すだろう、とか思っていたけど、認知症の人には大変で、辛い気持ちになるのがよくわかりました。
・ちゃんと声をかけることの大事さ、認知症の方がどれだけ不安なのか、気持ちを知ることが出来た。
・認知症患者は、自分たちの周りにたくさんいて、たった1回、たった一言、少しの勇気で自分も相手も変われて、助けられる事がとっても良いことだと思うし、大切だと思った。
・介護する人、認知症の人の視点を映像などで見て、認知症の方の恐怖やその対応の仕方などを理解することが出来たので、すごく参考になったし、実践していきたいと思います。
などの感想が寄せられました。
養成講座の開催は、各市町村認知症施策担当窓口及び県地域包括ケア課で随時受け付けています。
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