トップページ > 健康・福祉 > 高齢者福祉 > 認知症施策 > 認知症サポーター養成講座について > ふじみ野市立上野台小学校における「認知症サポーター養成講座」の開催について
ページ番号:71248
掲載日:2023年12月5日
ここから本文です。
県及び各市町村では認知症に関する正しい知識と接し方を学ぶ「認知症サポーター養成講座」(以下「養成講座」という。)を開催しています。
今回は、ふじみ野市立上野台小学校の御協力により、認知症サポーター養成講座を平成28年10月25日に開催しました。
他の学校での開催の参考としていただきたく当日の概要を報告します。
今回は4年生の児童101名に「総合的な学習の時間」を利用して、認知症サポーター養成講座を受講していただきました。
講座の講師(キャラバン・メイト)はふじみ野市の地域包括支援センター職員の皆様で、寸劇を交えながらの講座は、児童からも笑い声が聞こえてくるなど、とても楽しくわかりやすいものでした。
認知症の基礎知識の講義後は、「大切な おばあちゃん~よかったねえ サイフ 見つかって~」という寸劇をキャラバン・メイトが演じました。登場するのは、財布が見つからなくなったおばあちゃん(左)、お母さん(中央)、小学生のケンちゃん(右)。児童たちは、おばあちゃんがどんな気持ちなのだろうとケンちゃんと一緒に考えました。
そして、困っているおばあちゃんと財布を一緒に探したり、自動販売機の使い方がわからないばあちゃんを手助けするなどして、認知症の人は不安で困っているんだということや、自分達にもできることがあると気がついたと思います。
児童の皆さんが優しく接してくれたため、おばあちゃんは、嬉しそうで不安も解消した様子。講座を受講した児童の皆さんは、これからもきっと認知症の人をはじめ困っている人にやさしく接してくれることでしょう。
最後には、大切なポイント「心のバリアフリー」、「心をきずつけない」、「急がせない」、「おどろかせない」というフレーズを全員で一斉に読み上げて講座を終えました。
元気で積極的な上野台小学校4年生全員で、にぎやかで楽しい講座となりました。これからの社会を担っていく児童の皆さんが、講座を通じて認知症の人の気持ちを理解していただきました。
県では、これからも学校における養成講座の開催を推進していきますので、是非開催に関するお問い合わせ等をお待ちしております。
お問い合わせ
より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください