トップページ > 健康・福祉 > 高齢者福祉 > 認知症施策 > 認知症サポーター養成講座について > 県立誠和福祉高校における「認知症サポーター養成講座」(平成29年12月15日(金曜日))の開催について
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県及び各市町村では、認知症に関する正しい知識と認知症の人への接し方を学ぶ「認知症サポーター養成講座」(以下「講座」)を開催しています。
特に、将来の地域を担う小中高生に学んでいただくため、学校での講座の開催を推進しています。
今回は、県立誠和福祉高校の御協力により、講座を平成29年12月15日(金曜日)に開催しました。
他の学校での開催の参考としていただきたく当日の様子を紹介します。
誠和福祉高校は県内唯一の福祉系専門高校で、福祉の知識・技能に関する授業、実習、ボランティア活動などに力を入れて取り組んでいる学校です。今回は福祉科の生徒(69人)に受講していただきました。
講師を務めていただいたのは、春日部市第4地域包括支援センター(以下「地域包括支援センター」)の皆さんです。
講座の冒頭では、高齢化・認知症高齢者数の現状と今後について話し、認知症が身近なことであること、また、認知症の原因疾患、症状について説明しました。
講座の寸劇では、地域包括支援センターの皆さんが「食事をしたことを忘れたおじいちゃん」「財布を無くしたおじいちゃん」など、認知症の方の接し方について場面ごとに良い例・悪い例で演じました。生徒の皆さんは真剣な様子で寸劇を見ていました。時折笑い声も聞こえ、楽しみながら認知症の方への接し方について学んでいただけたのではないかと思います。
講座の終盤では、認知症予防についてや認知症疾患の医療拠点である「認知症疾患医療センター」について説明し、認知症に関する情報を幅広く伝えました。
講座の最後には、「認知症の方と接するときの7つのポイント」を全員で読み上げ、認知症の方の地域での見守りをお願いして講座は終了しました。
生徒の皆さんからは、
・認知症のことは学校で勉強したので知っているつもりだったが、知らないことや勘違いしていることがあったので話が聞けて良かった。
・認知症の方に対して自分には何ができるか考えて自分とは関係ないことだと思わないようにしたい。
・今回の講座で勇気をもって手助けという行動を起こせるようにしたいと思った。
などの力強い感想をいただきました!
誠和福祉高校では、介護実習に行く機会や介護施設などに就職する生徒さんも多いそうです。そのような場面でも今回の講座で学んだことをぜひ活かしていただきたいと思います。
講座の開催は、各市町村認知症施策担当窓口及び県地域包括ケア課で随時受け付けております!
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