トップページ > くらし・環境 > 人権 > 性的マイノリティ(LGBT等) > 第209回簡易アンケート「性の多様性について」の結果を公表しました
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掲載日:2023年1月11日
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人数(人)(うち県内在住) | 比率(%)(うち県内在住) | |
---|---|---|
全体 |
2,158(1,987) |
100.0(100.0) |
年齢 | 人数(人)(うち、県内在住) | 比率(%)(うち、県内在住) |
---|---|---|
16~19歳 | 9(9) | 0.4(0.5) |
20~29歳 | 100(93) | 4.6(4.7) |
30~39歳 | 219(196) | 10.1(9.9) |
40~49歳 | 406(374) | 18.8(18.8) |
50~59歳 | 566(519) | 26.2(26.1) |
60~69歳 | 395(356) | 18.3(17.9) |
70歳以上 | 463(440) | 21.5(22.1) |
LGBTQ(※)の方の多くは、周囲からの差別や偏見を恐れ、当事者であることを隠し生活されており、見えないマイノリティと言われています。これまで長い間支援から取り残されてきており、多様性が尊重される時代において、直ちに人権上の対応が必要とされる問題です。
そのため、性の多様性に関する理解の増進、LGBTQの方本人や周囲の方から性の多様性に関する様々な悩みを受ける相談体制の整備、LGBTQの方が暮らしやすい環境づくりの3本柱で、施策を実施しています。
そこで、性の多様性に関する言葉の認知度や県の施策に対するお考えなどをお伺いし、今後の参考とするためアンケートを実施しました。
※埼玉県では、「LGBTQ」を性的マイノリティを表す総称として表記しています。
担当課
県民生活部 人権・男女共同参画課 LGBTQ担当
TEL:048-830-2927(E-mail:a2250-08@pref.saitama.lg.jp)
→「性的指向」「性自認」は「言葉は聞いたことがあり、意味も知っている」がそれぞれ6割強(63.6%)、6割弱(59.9%)であった一方、「アライ(ALLY)」「アウティング」は「言葉を聞いたことはなく、意味も知らない」がそれぞれ7割半ば超(77.4%)、7割弱(68.5%)であった。
質問1
あなたは次の言葉について聞いたことがありますか。また、意味を知っていますか。もっとも近いものを1つ選んでください。
質問1-1 性的指向
「性的指向」の認知度について尋ねたところ、「言葉は聞いたことがあり、意味も知っている」が6割強(63.6%)であった。
※性的指向:自己の恋愛又は性的な関心の対象となる性別についての指向
質問1-2 性自認
「性自認」の認知度について尋ねたところ、「言葉は聞いたことがあり、意味も知っている」が6割弱(59.9%)であった。
※性自認:自己の性別についての認識
質問1-3 アライ(ALLY)
「アライ(ALLY)」の認知度について尋ねたところ、「言葉を聞いたことはなく、意味も知らない」が7割半ば超(77.4%)であった。
※アライ(ALLY):LGBTQを理解し、支援している人、または支援したいと思う人
質問1-4 アウティング
「アウティング」の認知度について尋ねたところ、「言葉を聞いたことはなく、意味も知らない」が7割弱(68.5%)であった。
※アウティング:性的指向又は性自認に関して、本人の意に反して本人が秘密にしていることを明かすこと
→どのくらいいるか「分からない」が3割半ば(35.4%)
質問2
あなたは、LGBTQは埼玉県でどのくらいいると思いますか。
LGBTQの割合がどのくらいだと思うかについて尋ねたところ、「分からない」が3割半ば(35.4%)、「人口の1%以上~5%未満」が2割半ば(25.9%)、「人口の5%以上~10%未満」が1割半ば超(16.0%)であった。
→「ない」が8割半ば超(87.2%)
質問3
あなたは、LGBTQの方からカミングアウト(自分が当事者であることを告白すること)をされたことがありますか。
カミングアウトを受けた経験について尋ねたところ、「ない」が8割半ば超(87.2%)であった。
→『抵抗がある(計)』が5割半ば(54.4%)
質問4
自分の子供がLGBTQだったとした場合、あなたはどう思いますか。あなたの気持ちにもっとも近いものを1つ選んでください。
「やや抵抗がある」(33.3%)と「抵抗がある」(21.1%)を合わせた『抵抗がある(計)』が5割半ば(54.4%)であった。
→「知っているものはない」が9割弱(88.2%)
質問5
県のLGBTQに関する次の取組について、あなたが知っているものを教えてください。(複数回答可)
県のLGBTQに関する取組について知っているものを尋ねたところ、「知っているものはない」が9割弱(88.2%)であった。最も認知度が高かったのは「にじいろ県民相談(埼玉県LGBTQ県民相談)」で6.1%であった。
→「条例が施行されたこと自体を知らない」が8割強(80.8%)
質問6
埼玉県議会令和4年6月定例会において「埼玉県性の多様性を尊重した社会づくり条例」が成立し、同年7月8日から施行されました。
条例には、性的指向又は性自認を理由とする不当な差別的取扱いをしてはならないことや、正当な理由なくアウティングをしてはならないことなどが明記されています。
あなたは、この条例が施行されたことや、条例の内容を知っていますか。
「埼玉県性の多様性を尊重した社会づくり条例」の認知度について尋ねたところ、「条例が施行されたこと自体を知らない」が8割強(80.8%)で大半であった。
質問7
LGBTQに関する県の取組に対して、ご意見、ご要望などがありましたら、自由にお書きください。
<主なご意見>
※上記を含め、計552件の貴重なご意見をいただきました。アンケートへのご協力ありがとうございました。
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