埼玉版働き方改革ポータルサイト > 男性育休 > 男性育休推進宣言企業 > 男性育休推進宣言企業一覧 > 中原建設株式会社
ここから本文です。
掲載日:2024年10月18日
企業名 | 中原建設株式会社 |
---|---|
業種 | 建設業 |
業務内容 | 建設事業(土木一式、舗装工事ほか) アスファルト合材製造販売業、 再生砕石・再生砂製造販売業 |
所在地 | 埼玉県川口市柳崎5丁目2番33号 |
従業員数 | 123人(男性102人、女性21人) |
ホームページ | https://nakahara-kensetsu.co.jp/ |
2022年はじめ頃から採用活動にあたり当社アピールポイントのひとつとして男性育児休業を推進していきたいと考えており、社内にポスターを掲示したり、マタハラやイクハラを含むハラスメント禁止の社内教育を実施していました。
2022年4月には改正育児・介護休業法が施行され、育児休業を取得しやすい雇用環境の整備や労働者に対する個別の周知・意向確認の措置が義務化されました。これに沿った形で社内規程を整備し準備したところ、2023年に子どもの生まれる男性社員から育児休業の相談があり、長期の育児休業取得を実現するために動きました。
2023年8月~ 約6カ月間 / 2024年4月~ 約4カ月間 / 2024年8月~ 約6カ月間 / 2024年10月~ 約1か月間
主な取組は以下の通りです。
・社内に男性育休推進のポスターを掲示
・社員閲覧用のデジタルサイネージ(電子看板)に男性育休推進を掲示
・ハラスメント禁止のポスターをトイレの見やすい位置や各工事現場事務所に掲示
・社内通信で性別関係無く育休推進を宣言
・多様な働き方実践企業等の認証制度に登録
・申出をしてくれた社員へ制度説明と意向確認を徹底
総務人事グループから社員へ制度説明をするために育児休業等を勉強し始めたところ、産後パパ育休の開始もあって制度がかなり複雑化していることに気づきました。まず法令を理解するのに苦労しながら、社内規程がこれに沿った形になっているかを確認をしました。この苦労のおかげで、これは社員がひとりで制度を理解しようとしてもかなり難しいと実感し、育児休業等の制度説明や社会保険料の取扱い等の説明を徹底することにしました。
建設業は人手不足が深刻です。他業種も含めた競争の中で当社でも人員の確保は近い将来の重要な課題となります。
当社の仕事がその人の求めている仕事の意義や目的に繋がっているか、
当社で仕事をすることがその人が求めているキャリアアップに繋がっているか、
これは社員ひとりひとりで異なり、人それぞれです。
仕事の意義や目的、キャリアの理想はその人によって異なり、それを会社がいかにキャッチし、多様な働き方を歓迎し、それぞれの働きがいを実現する企業経営を目指していきたいと思っています。
この企業経営の一環として、男性育休推進は重要な施策であると考えています。
育休を取得した男性従業員からのメッセージ
私は建設業の会社で施工管理、いわゆる現場監督として働いているのですが、所属する会社では施工管理としては初めての育休取得になりました。会社や家族と相談して、担当する現場を竣工させてから4カ月の育休を取得しました。
育休を取得するにあたり、給付金が2ヶ月分まとめて支給されるので、最初の2ヶ月は無収入になる事などを初めて知りました。なので、ご家庭の状況に応じてご家族とよく相談する事は大切だと思います。
個人的には娘と過ごす時間をゆっくりとれた事の他に、奥さんだけの育児は負担が多い事を実感できたのは大きかったです。
各ご家庭の事情もあると思いますが、少しの期間でも育休を取ってみてほしいです。
経営企画グループ部長 星野 秀一 様
当社は「安心」をキーワードとして活動しています。
社員が安心して働ける会社づくり。その家族も安心して生活できる環境づくり。
さらに、2018年から毎年健康経営優良法人に認定されております。健康経営の具体的な取り組みの一つに「育児と仕事の両立」も挙げており、男女問わず育児休業を推奨しています。
働き方改革にも取り組み、長時間労働の是正、あらゆるハラスメントの撲滅。社内規程の見直しやDX化に伴う業務効率化を行い、社員が安心して働ける環境づくりを進めております。
既に男性育休も数名の社員が取得し、安心を生み出し、伝えていると実感しております。安心して子育てに参加し、安心して復帰できる職場環境づくりをこれらかも推進していきます。
取組内容について詳しく知りたい方は、県多様な働き方推進課(048-830-3960)にお問い合わせください。