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掲載日:2024年7月12日

有限会社富張製作所

企業概要

企業名 有限会社富張製作所
業種 製造業
業務内容 機械板金加工業(主にエレベーターの据付用金属配管部品の製造・販売)
所在地 草加市谷塚上町216
従業員数 11人(男性10人、女性1人)
ホームページ https://tomihari.jp/

男性育休取得推進の取り組み内容

男性育休の取組のきっかけはありますか。

育児・介護に理解が高い働きやすい職場づくりのために進めました。社員のほとんどが男性であることから、休暇を取りたい社員が躊躇なく取得できる社員間の相互理解が高い環境を作りたいと思っています。
また、国の認定制度や県の認定制度なども利用できるので、採用活動においてPRに活用したいという狙いもありました。

過去5年間で男性の育休取得実績はありますか。

2022年に2週間取った社員がいます。
会社として初めての男性育休、かつ工場長の育休でしたが、後に続く後輩が取りやすくなるよう実績作りのためにもぜひ取ってほしいと取得を勧めました。

男性育休の推進のための取組について教えてください。

育休を取りやすくするための体制づくりとして、多能工化が必要と感じます。スキルアップに意識が高い若手社員と取組みを合意して閑散期にポジションをチェンジ。お互いに自分が熟練している工程を相互に教えあって貰いました。慣れてきたらそのまま繁忙期を乗り切って貰いました。
また、育休を取得しやすくなるよう、必要に応じて朝会や掲示板を活用し会社の方針を社員に伝えています。

取組を進めるうえでの苦労はありましたか。

多能工化を推進していたこともあり、実際のところ、特に苦労という苦労はありませんでした。

男性育休に対する貴社の考えを教えてください。

男性育休があたりまえの日本社会になって欲しいと思います。特に中小企業においてはまだまだ浸透していない認識です。中小企業は、オーナー経営者が多いと思いますので、経営者の認識や、やり方次第で比較的容易に推進できると思います。

育休を取得した男性従業員からのメッセージ

・育休取得に対して、仕事への不安は多少ありましたが、安心できるメンバーであったため、取得しました。妻が回復するまで長かったため、ご飯を作ったり、上の子の送り迎えを毎日したりしました。特に、これまで関わってこなかった送り迎えをすることで、他の子の親と仲良くなることができました。
・育児休業はできるだけ早く取るべきです。奥さんのことを大事にするためにも、ぜひ取得してください!

経営者(管理職)からのメッセージ

有限会社富張製作所 代表取締役 富張 泰正 様

仕事をするコバトン

育児や介護を抱える社員が家庭と仕事の両立ができるように柔軟に対応でき、誰が欠けてもカバーできる働きやすい職場づくりを引続きしていきたいと考えています。子が産まれたばかりの社員には、奥様のケアや子どもに注力頂きたいですし、その後の育児にも主体的に関わって貰いたいと思っています。


取組内容について詳しく知りたい方は、県多様な働き方推進課(048-830-3960)にお問い合わせください。

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