総合リハビリテーションセンター > リハビリテーション病院のご案内 > 入院中の転倒転落事故を防ぐために
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掲載日:2023年12月21日
当センターでは、患者様の安全を第一と考え、院内で発生する様々な事故の予防に取り組んでいます。
その中でも、転倒転落を防止するには患者様やご家族のご理解、ご協力が必要となります。
分類 | 特徴 | 評価スコア |
---|---|---|
性格 |
|
1 |
既往歴 |
|
2 |
感覚 |
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3 |
使用中の薬剤 |
|
1 |
排泄 |
|
2 |
結果はいかがでしたか?
これは、当センターで行っている転倒転落のスコアシートの一部です。
当てはまる分類が2つ以上ある人、合計点が高い人ほど転倒転落しやすい状態にあります。
※身のまわりのお手伝いが必要な状態であっても、誰かに頼むことを望まない傾向のある方は、特に転倒転落の注意が必要です。
病気や障害の種類にもよりますが、ご自宅からの入院や医療施設などから転院し、環境に慣れるまでの日が浅い頃(特に1週間前後)に転倒転落される人が多いです。また、病室の移動や、リハビリにより行動範囲が拡大してきた頃にも転倒転落する方が多く注意が必要です。
ベッドや車椅子からの乗り移りだけでなく、物を片付ける、落ちたものを拾う、足元の物をよける動作時や椅子に座り損ねることで転倒転落につながることが多いです。
患者様一人一人が安全に日常生活を送れるよう、体の動きや状態、物事を考える能力などに応じて、担当医師が判断しご自身で行って良い活動や行動範囲について、許可や制限をします。
許可されている以外の行動をされる場合は、看護師が付き添ったり、お手伝いをしますので、必ずナースコールでお知らせください。ナースコールで知らせていただけない場合には、転倒転落につながる危険性があると判断し、立ち上がったり、ベッドから起きたりすると、音が鳴ったり、ナースコールに連動し転倒を未然に防ぐための装置(センサー類)を使用します。
療法士と一緒にするリハビリだけが訓練ではありません。日常生活動作を看護師とともに訓練し、安全に日常生活動作が実施できていることを確認したいのでナースコールのご協力をお願いします。結果として早くに退院できます。
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