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掲載日:2023年1月16日
検査科では、診断や病状・治療効果の判定に必要な検査を行っています。
検査には、
1)患者さんから採取した血液・尿・便・組織や細胞等の検体を扱う検体検査と、
2)心電図や脳波検査など、直接患者さんの体から情報を得る生理検査があります。
以下の、全ての検査項目について埼玉県リハビリテーションセンターでは、3名の臨床検査技師が互いにカバーしながら行っています。
電子カルテのオーダリングシステム機能とバーコード運用により、各種分析装置とコンピュータが連携して検体測定を行っています。そして、精度の高い検査・迅速な報告に勤めています。
(*次の検査項目以外に、一般検査(尿の中の成分を調べる検査)や感染症の検査、細菌検査の一部なども行っています。)
<実施検査項目>
生化学検査 | 肝臓の機能検査(肝臓で作られるいろいろな酵素・ASTやALTなど)、腎臓の機能検査(尿素、クレアチニンなど)、脂質検査(総コレステロール・HDLコレステロール・LDLコレステロール・中性脂肪)、糖尿病検査(血糖・ヘモク゛ロヒ゛ンA1c)等を行なっています。 |
この機械で測定しています。 |
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血液検査 | 血液の中の赤血球や白血球、血小板の数を測定する検査です。さらに、白血球の種類(リンパ球、好中球など)の分布分類も行います。この検査結果は、貧血などの血液疾患の診断などに用いられます。 |
この機械で測定しています。 |
凝固検査 | 血液が固まる能力や血栓の有無を評価する検査です。この検査結果は、血液をサラサラにする薬の薬効評価や手術前検査などにも行われます。 |
この手前の機械で測定しています。 |
輸血検査 |
貧血などの病気や出血により不足した血液成分を補充する補助療法を行うための検査です。 検査項目には、血液型(ABO、Rh)、不規則抗体、交差適合試験などがあります。特に輸血ミスを防ぐために、コンピュータでの管理や最新の分析器を導入して行っています。さらに、自己血採血した血液を輸血するまで保管管理業務も行っています。 |
この機械で検査しています。 |
生体内の情報を得るために、検査機器を用いて直接患者さんと接して行う検査です。患者さんが安心して検査が受けられるように配慮しながら行っています。
<実施検査項目>
心電図検査 |
この検査は、心臓を動かしている電気の流れを見る検査です。 心疾患や不整脈のスクリーニングに有用な検査です。 |
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ホルター心電図検査 | 24時間の心電図波形を記録し、不整脈の種類や程度や1日の脈拍の変化を調べるための検査です。現在注目されている「心源性脳梗塞」の一因とされている心房細動の程度や評価のためにも有用な検査です。 |
血圧脈波検査 | 四肢の血圧を同時に測定することで、動脈硬化の程度を評価することのできる検査です。さらに血管年齢をも知ることができます。 |
呼吸機能検査 | 呼吸器の疾患について、肺に入る空気の量はどのくらいなのか?肺から空気がスムースに出せるのかを調べる検査です。手術前にも行うことがあります。 |
脳波検査 | 脳神経から出る電気を頭の表面から記録する検査です。突然意識を失う病気の有無や意識障害の程度などを知るために有用な検査です。頭皮にクリームで電極をはって行う検査なので痛みなどは全くありません。 |
自律神経機能評価のための検査 | 自律神経機能評価のために、心拍変動測定(CVRRなど)や心拍変動の周波数解析を行っています。 |
睡眠時無呼吸検査 | 睡眠中の無呼吸の有無や程度などを調べる検査です。「睡眠中に呼吸が止まっている」と言われたことがある方、昼間いつも眠い方にお勧めの検査です。 |
脳波計
ホルター心電図解析装置
と生理検査サーバー
感染防止委員会、医療安全管理推進室の構成メンバーとして活動しています。
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