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掲載日:2024年12月18日
「理学療法」とは、身体に障がいを持つ方や、病気やけがによる障がいの予防を必要とする方を対象として、
起き上がり・立ち上がりなどの基本動作や、歩行などの移動手段の獲得を目的として行われる治療法です。
主に、脳卒中、脊髄損傷、人工関節置換術後、パーキンソン病のかたのリハビリテーションにかかわっています。
現在20名の理学療法士が在籍しています。
【所有資格】 専門理学療法士、認定理学療法士、介護支援専門員、障がい者スポーツ指導員、福祉住環境コーディネーター、福祉用具プランナー、シーティングコンサルタント など
当センターでは、理学療法士がマンツーマンで治療を行っています。様々な身体機能の障がいや動作能力の障がいに対し、社会復帰・家庭復帰を目的として、主に以下のような治療・練習を行っています。
日常生活の中で必要な動作の練習や歩行練習などを行います。
状況に応じ、関節可動域の改善や筋力強化などを行います。
また、当センターでは広い敷地を利用して体力向上や応用歩行能力向上を目的として積極的に屋外歩行練習を行っています。
敷地内には不整地や坂道、段差など応用歩行練習用の設備も充実しています。
温熱や電気、超音波などを利用して痛みの軽減などをはかります。
動作能力を補うための義肢や装具などの作製を検討します。
装具作製時には、医師、理学療法士、義肢装具士が連携し、最適な装具を提供できるようチームで検討を行います。
また、義肢装具士が常勤していることで細やかな調整・相談が可能です。痛みの軽減や動作改善のためインソール(足底板)用いることもあります。
装具について詳しくお知りになりたい方は、以下のパンフレットまたは音声入りアニメーションをご覧ください
<パンフレット>
★装具と上手に付き合うために(パンフレット)(PDF:510KB)
【装具を作製された方へ】
装具や足のトラブル、お手入れの仕方、装具に関する相談先などを紹介しています。
パンフレットをダウンロードしてお役立てください。
<音声入りアニメーション>(別ウィンドウで開きます)(YouTubeで開きます)
※平成31年4月 音声入りアニメーションを新規追加しました。
床ずれや変形などの状況に応じ、体圧測定器を使って最適なベッドマットレスの選定、姿勢・動作指導を行います。
また、それぞれの身体に合った車いすや車いすクッションの選定を行います。
退院後の生活について家庭環境の調整や、屋外での移動方法などを考え練習を行います。
ご自宅の写真を参考に、家屋改修案の作成や動作指導・介助指導をおこなったり、必要に応じて実際にご自宅へ家屋調査にお伺いすることもあります。
理学療法士養成校の学生の臨床実習、他施設の理学療法士・看護師等に対する研修等の受け入れを行っています。また、各種学会、研修会での発表や参加もしています。
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