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ページ番号:266069

掲載日:2025年3月26日

令和7年2月定例会 代表質問 質疑質問・答弁全文(田並尚明議員)

県のDXの取組について-デジタルを活用した県民への情報発信の在り方について-プッシュ型による情報発信の強化について-

Q 田並尚明 議員(民主フォーラム)

先日、八潮市内で発生した下水道管の破損による県道の陥没事故では、下水道の使用の自粛要請や周辺道路の交通規制など、関係市町の県民生活に様々な制約や支障が生じました。しかし、下水道の使用が自粛要請された地域の県民から、県から情報が届かないという声が聞かれました。必要とする県民に必要な情報が届いていないということは、現在の情報発信は十分でなく、プッシュ型の情報発信をもっと強化すべきだと思います。
県が情報発信する内容は、それぞれの情報を所管する部門で管理しているとのことですが、今回のような事態で迅速に対応するには、情報を所管する部門と広報部門が一体となり、連携して対応すべきではないでしょうか。また、県民が必要とする情報をスピーディーかつ確実に届けるためには、多くの県民が日常的に利用し、県も公式アカウントを有しているLINEやX(旧ツイッター)など、それぞれのSNSの特徴を生かし、活用することも効果的と考えます。
今回のように県民生活に大きな影響を与える事故や災害が発生したとき、県は必要な情報を県民に迅速、確実に届ける責任があると思いますが、プッシュ型情報発信で情報を伝える体制や方法についてどのように考えているのか、知事の御所見をお伺いいたします。

A 大野元裕 知事

県民生活に大きな影響を与える事故や災害時には、県民の不安解消や迅速な避難、二次災害のリスク回避などのためにも正確な情報をより早く届けることは、大変重要と考えております。
そこで、私自らが記者会見で県民に呼び掛けるなど、適宜適切なタイミングで情報発信を行っています。
また、必要な情報を迅速かつ確実に届けるため、SNSなどのデジタル媒体を積極的に活用しております。
具体的には、情報が即時に拡散しやすいXを活用するほか、登録者が希望する分野の情報をLINEでプッシュ型により配信をしております。
八潮市内で発生した道路陥没事故では、事故発生当日に私から記者会見で状況を説明し、下水道局と広報部門である報道長や県民生活部に対し、連携してSNSや県ホームページで下水道使用自粛のお願いを発信、いわばプッシュ通知することを指示いたしました。
その後も、状況の変化に対応しながら、記者会見やSNSなどで継続的に県民に状況の説明や下水道使用自粛のお願いをしてまいりました。
議員御指摘のとおり、緊急時には情報を所管する部門と広報部門とが一体となって、連携をして対応することが重要であることから、発信に当たっては、コミュニケーションツールTeamsを活用し、関係部局間で情報共有できる体制をとり、SNS等による発信や内容、タイミングを協議するなど緊密に連携して取り組んでおります。今後も県民に必要な情報を迅速かつ確実に届けるため、引き続きプッシュ型広報に努めるなど、ワンチームで情報発信の強化を行ってまいります。

 

  • 上記質問・答弁は速報版です。
  • 上記質問・答弁は、一問一答形式でご覧いただけるように編集しているため、正式な会議録とは若干異なります。
  • 氏名の一部にJIS規格第1・第2水準にない文字がある場合、第1・第2水準の漢字で表記しています。 

お問い合わせ

議会事務局 政策調査課  

郵便番号330-9301 埼玉県さいたま市浦和区高砂三丁目15番1号 議事堂1階

ファックス:048-830-4923

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