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ページ番号:238675
掲載日:2023年7月7日
危機管理・大規模災害対策特別委員会における審査経過の概要について、御報告申し上げます。
本委員会に付託されております案件は、「大規模災害等に係る応急・防災対策及び災害支援に関する総合的対策」でありますが、今回は、「大規模災害時の対応について」審査を行いました。
審査に当たりましては、執行部から詳細な説明を受け、その後、質疑を行いました。
以下、主な論議について申し上げます。
まず、「職員参集支援システムについて、直近の導通試験での回答率が約88%と低い。職員のシステムへの登録自体は任意であるものの、登録した後の回答には責務があると思うがどうか」との質問に対し、「職員自身の安否や参集状況を速やかに確認するという同システムの目的を実効性あるものにするためにも、回答率を100%に近付ける努力をしていく」との答弁がありました。
また、「被災地への物資の支援について、特に輸送の部分が重要と思うが、必要な物資をどのように県民に提供していくのか」との質問に対し、「本県は埼玉県トラック協会と協定を結んでおり、災害時に同協会に要請することで、物資が備蓄してある防災基地等から、各市町村の拠点など指定した場所へ輸送できる仕組みとなっている。そこから、市町村がそれぞれの避難所に必要な数量を展開する」との答弁がありました。
以上、審査経過の概要について申し上げましたが、「大規模災害等に係る応急・防災対策及び災害支援に関する総合的対策」につきましては、今後とも引き続き審査する必要がありますので、閉会中の継続審査事項として御決定くださいますようお願い申し上げまして、本委員会の報告を終わります。
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