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掲載日:2023年7月14日
Q 白根大輔 議員(民主フォーラム)
このあと数マイルプロジェクトの施策の中で、交通政策審議会の答申にない日暮里・舎人ライナーの延伸については、令和5年、予算特別委員会でもお尋ねしましたが、その際、日暮里・舎人ライナーの接続状況について3方向の案が提示されております。「今年度は、令和4年度までの調査をベースにルート絞り込み作業を行いたい」との答弁がなされています。
そこで、知事に伺います。
このルートの絞り込みに当たり、新交通システムの延伸のみを試算するのではなく、様々な新しい軌道交通を含めての費用便益を検討してみてはいかがか、御所見を伺います。
また、延伸先や接続先についてはどのように考えるのかも、併せて御所見を伺います。
A 大野元裕 知事
日暮里・舎人ライナーの延伸に向けては、現在、令和3年3月の公共交通の利便性向上検討会議報告書に示された取組の方向性を踏まえ、ルートの絞り込みに向けた調査を実施しております。
今後は、これまでの調査をベースに、複数のルートにおいて、費用便益・採算性の概略的な分析や、沿線のまちづくりなどによる需要創出の可能性などにつき検討を行っていく必要があると考えております。
議員からは、こうした検討の際、様々な新しい軌道交通も対象とする御提案を頂きましたが、現時点では引き続き、報告書を踏まえ、既設線の延伸に向けた検討を進めてまいりたいと考えております。
他方で、県内の交通利便性を更に向上させる観点から、議員御提案の様々な新しい軌道交通の活用が、時代の変遷とともに合理的ということであれば、今後の取組の中で、その可能性も含め、柔軟に幅広く検討してまいりたいと考えております。
次に、延伸先や接続先についてであります。
延伸先や接続先については、ルートの絞り込みによって、具体的に見えてくるものと考えます。
ルートの絞り込みに当たっては、今後、ルートごとの実現可能性の分析、沿線地域のまちづくりなどの検討、関係自治体の機運醸成などが必要となります。
県としては引き続き、これらの取組を進めるため主体的に調査を重ね、関係自治体の検討にも資するよう、その成果を提供するなど、課題を解決するための取組を一つ一つ着実に進めてまいります。
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