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掲載日:2023年7月14日
Q 白根大輔 議員(民主フォーラム)
しらこばと公園と川越水上公園で、これまでも行われたこの水着の撮影会が突然中止になり、私のところまで多くの方々からお問合せを頂きました。県からの説明では、しらこばと公園では6月に予定されていた撮影会についてルール違反があったことを受け、しらこばと公園及び川越水上公園で予定されていた6件の撮影会について、公園を管理する埼玉県公園緑地協会が主催団体に対して中止要請をしたとのことでありました。
公園利用において管理する同協会が利用条件を具体的にルール決めしましたが、ほかの、このルール決めをしていない団体にも一斉に中止要請をしたことは問題であると知事は認識し、この中止要請の撤回を協会に指導したとの報道がありました。
また、知事は、記者会見の中でも「水着の撮影そのものの行為については、表現の自由の中に入ると思いますし、私は特段、公として介入するようなものではないと思います。今回はこの許可条件に違反したかどうか」と述べており、私もそのとおりだと思います。
そこで質問として、この一連の流れについて、知事のお考えを伺います。
また、同協会による中止要請後、一連の動きを外部に発信する中で、県と協会との間で十分な情報共有が図られなかったと聞いております。県と協会との情報共有について、今後どのように改善していくべきだと考えるのか。また、突如中止をしてしまった団体への対応はどのようにするのか、知事に伺います。
A 大野元裕 知事
指定管理者である埼玉県公園緑地協会より、当初、許可条件に違反した事業者に中止要請をしたとの報告がありましたが、実際には、中止要請の対象となった団体の中に、許可条件違反が確認できなかった団体や、同様の許可条件を付していなかった団体が含まれていることが判明いたしました。
このため、県としては適切ではないと判断し、協会に対して、中止要請の撤回を指導したものであります。
次に、協会を所管する県と協会の情報共有について、今後、どのように改善していくべきと考えるのか、また、突如中止をしてしまった団体への対応はどのようにするのかについてであります。
県では、公園管理において、日頃から事件や事故などが発生した場合、指定管理者から状況や対応について報告がなされる体制が組まれております。
しかしながら、今回、適正な報告がなされておらず、事実関係に誤りがあったため、指導を行いました。今後は、協会に対し正確な情報を伝達するよう指導してまいります。
また、突如中止してしまった団体とありますが、2月の段階で提示した詳細にわたる許可条件に違反したことが確認された団体と、その他中止要請を行った団体のことと理解をし、答弁をさせていただきます。
これらの団体に対しては、許可の権限を持っている協会が誠実に対応するものと考えております。
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