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掲載日:2023年3月14日

令和5年2月定例会 一般質問 質疑質問・答弁全文(内沼博史議員)

県道飯能下名栗線原市場工区について

Q   内沼博史 議員(自民)

県道飯能下名栗線は、飯能市街地と名栗地区を結ぶ本市の東西方向の交通を支える道路です。県道には小学校や中学校があり、唯一の公共交通機関であるバス路線にもなっていることから、朝夕を中心に多くの市民が通勤や通学に利用しています。また、この道路の周辺には多くの川遊びスポットやバーベキュー場があり、都心から1時間程度でアクセスできるため、都内からも多くの方が訪れるなど、住民の生活だけでなく、飯能市の観光にも重要な役割を担っています。
しかし、一部の区間では道路の幅員が狭く、車がすれ違うことが難しい箇所や歩道がない箇所があり、地元からも1日も早い道路の拡幅整備を望む声が多く上がっています。現在、事業を進めていただいている一ノ瀬橋から二ノ瀬橋までの原市場工区もその一つです。地元からの熱い要望を受け、二ノ瀬橋から飯能市方面の400メートル区間については事業を再開していただきました。今年度は一部区間の工事に着手しましたが、文化財が出土したため発掘調査が必要になったと聞いており、事業の遅れを心配する声も私のところに届いています。
そこで、県道飯能下名栗線原市場工区のうち事業中区間の現在進捗状況と今後の見通しについて、県土整備部長にお伺いいたします。

A   北田健夫 県土整備部長

県道飯能下名栗線は、地域の生活道路としてだけでなく、川遊びやバーベキュー、キャンプが楽しめる名栗地区へのアクセス道路にもなっています。
議員お話しの一ノ瀬橋から二ノ瀬橋まで900メートル区間の原市場工区は、中ほどの200メートル区間が整備完了しています。
また、地元市の要望を受け、特に幅員が狭く、見通しが悪い二ノ瀬橋から東側400メートル区間について、平成30年度に事業着手しました。
事業中区間の現在の進捗状況ですが、用地については、設計を進めている二ノ瀬橋の側道橋取付部を除く全ての契約が完了しました。
用地の引き渡し完了後、工事予定箇所の試掘調査を行ったところ埋蔵文化財が確認されたため、関係機関と協議し、発掘調査に影響の無い区間の工事を行いました。
今後は、関係機関と調整しながら埋蔵文化財の調査を行い、調査の完了した箇所から拡幅工事を進めるとともに、残る用地の取得を進めてまいります。
引き続き、地元の皆様の御理解と御協力を頂きながら、事業を推進してまいります。

 

  • 上記質問・答弁は速報版です。
  • 上記質問・答弁は、一問一答形式でご覧いただけるように編集しているため、正式な会議録とは若干異なります。
  • 氏名の一部にJIS規格第1・第2水準にない文字がある場合、第1・第2水準の漢字で表記しています。 

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郵便番号330-9301 埼玉県さいたま市浦和区高砂三丁目15番1号 議事堂1階

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