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掲載日:2022年7月12日
Q 秋山もえ 議員(共産党)
アイリスホットラインは、現在、24時間365日対応していますが、夕方の5時から翌朝8時半まで、委託を受けた東京の民間会社による電話対応です。これでは、夜間は病院などへの同行支援ができません。110番をすれば警察が同行するとのことですが、そもそも警察に届出すること自体をちゅうちょする被害者も多く、ハードルが高過ぎます。
病院拠点型の、例えば千葉県の性暴力被害支援センターちさとでは、支援電話「ほっとこーる」を設置し、夜間も緊急支援に対応しています。同行支援も行っています。被害者に寄り添った支援を実施するためにも、24時間365日、夜間も含め、アイリスホットラインの職員あるいは拠点病院の職員が同行支援できるようにすべきと考えますが、県民生活部長、いかがですか。
A 真砂和敏 県民生活部長
アイリスホットラインでは、執務時間外の業務を民間会社に委託し、運営しております。
委託業者が、緊急な支援が必要と判断した場合には、警察への届出を促す、若しくは速やかに援助センターの職員に引継いで対応していると伺っております。
引継いだ職員は、警察への届出に抵抗がある被害者に対しましては、具体的な被害状況をより丁寧に確認、説明した上で、同行支援か届出かなどの判断を行っております。
夜間は、公共交通機関が運行していない時間帯もあるため、被害者の危険をいち早く取り除くという姿勢が第一と考えます。
議員お話の御提案も支援の一つかとは存じますが、被害者にとって最良の支援は何かを総合的に判断することが大切と考えます。
引き続き、より良い支援体制について、被害者の立場に立って、援助センターや関係機関と意見交換を行ってまいります。
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