埼玉県議会 県議会トップ画像

本会議及び予算特別委員会の生中継・録画中継をご覧になれます。

会議録の内容を、検索したい言葉や発言者などで検索できます。

ここから本文です。

ページ番号:213667

掲載日:2022年3月30日

令和4年2月定例会 一般質問 質疑質問・答弁全文(松澤 正議員)

農業の担い手への支援について - 農業大学校での水田農業の担い手育成について

Q  松澤 正 議員(自民)

先ほど申し上げました私の地元は、早場米の産地であり、稲作を主体とした農業法人による大規模水田農業が展開されております。本県の水田農業を将来にわたり維持、発展させていくためには、その担い手を確保、育成していくことが重要です。
農業大学校は、本県農業の担い手を養成する教育機関として大きな役割を果たしていると聞いております。農業者の高齢化による担い手不足が叫ばれている中、農業大学校の卒業生には水田農業の中心的な担い手として県内各地で活躍してもらう必要があると考えます。
そこで、農業大学校では学生を水田農業の担い手としてどのように教育し育成していくのか、農林部長に伺います。

A  強瀬道男 農林部長

農業大学校では、平成元年に水田農業を学ぶ水田経営科を設置し、これまでに175人の卒業生を送り出してきました。
現在は水田複合学科として、水稲や麦などの栽培実習をはじめ、食品加工や農業経営など実技と講義を組み合わせた実践教育を行っています。
また、農業法人の経営者や大学教授などを講師に迎え、専門的な講義を行うとともに、就農に必要な免許や資格の取得に向けた授業も行っています。
令和3年度からは、自動運転田植機や直進アシストトラクタを活用したスマート農業技術も学んでいます。
さらに、独立就農や親元就農、農業法人への就職就農などの希望進路に応じて必要な農業経営や事業継承の手続きなどに関する知識を学べる授業も行っています。
今後、一層収益性の高い農業を目指すため、スマート農業やGAPの講義を増やすなど、教育内容の更なる充実を図ってまいります。
また、県では、学生が卒業後も農業大学校での学びを生かし経営発展できるよう、経営管理を学ぶ塾の開設や農地の集積・集約化、機械・施設の導入促進など、切れ目なく支援してまいります。
農業大学校での実践教育と継続的な支援を通じて、地域の水田農業の中心的な担い手となる人材を育成してまいります。

 

  • 上記質問・答弁は速報版です。
  • 上記質問・答弁は、一問一答形式でご覧いただけるように編集しているため、正式な会議録とは若干異なります。
  • 氏名の一部にJIS規格第1・第2水準にない文字がある場合、第1・第2水準の漢字で表記しています。 

お問い合わせ

議会事務局 政策調査課 広報担当

郵便番号330-9301 埼玉県さいたま市浦和区高砂三丁目15番1号 議事堂1階

ファックス:048-830-4923

より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください

このページの情報は役に立ちましたか?

このページの情報は見つけやすかったですか?