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掲載日:2024年10月17日
Q 石川忠義 議員(県民)
聴覚障害者団体の皆様から、「パトカーなどの緊急自動車の接近が分かるような表示を」との意見があります。団体からは、「緊急自動車がサイレンを鳴らさずに警光灯を点灯し走行していると、緊急時か通常走行か分からない。緊急時と通常時で道路を空けるなど対応が異なるので、一瞬の迷いが事故につながりかねない」と危惧する声が届いています。
県では、これまで警察に対応を要望したと聞いています。しかしながら、警察車両以外にも消防車両など緊急自動車が緊急時以外にサイレンを鳴らさず、警光灯を回転させて通行する場合もあります。
そこで、危険回避のために緊急車両が聴覚障害者に緊急時の走行と通常時の違いが分かりやすいものとなるよう行政機関に要請すべきですが、福祉部長に伺います。
A 山崎達也 福祉部長
警察車両や消防車両などの緊急自動車は通常時にも赤の警光灯を点灯しながら走行することによって、交通事故防止や火災予防などの注意喚起を行うことがあります。
このことについて、議員お話しのとおり、聴覚障害者の団体から、警光灯を点灯している緊急自動車が、緊急走行か通常走行なのか区別がつかないので、目で見てわかるような表示をしてほしい旨の要望が寄せられています。
障害のある方が日常の生活に支障を感じたり不安を抱えたりすることがあってはなりません。
そこで、いただいた御要望については、福祉部が窓口となり県警察本部や消防署を所管する市町村にその内容を伝え対応を依頼しています。
障害者が住み慣れた地域で安心して暮らすことができるよう、今後も関係団体から丁寧にお話を伺うとともに、関係機関の御協力をいただき、共生社会の実現に向け取り組んでまいります。
再Q 石川忠義 議員(県民)
今、警察や市町村に対応してもらえるようにお願いしているということですが、現時点において対応がされていないので困っているという声が継続的に届いています。
もうちょっとこれを積極的に要請して、積極的に何か方策をとってもらえるように努力をすべきだと思いますが、答弁をお願いします。
再A 山崎達也 福祉部長
所管の関係機関にご要望の内容を伝え、県としては強くお願いしているところでございますが、今後とも粘り強くお願いをしてまいります。
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