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掲載日:2024年10月17日
Q 石川忠義 議員(県民)
先ほどの答弁、再質問での答弁を踏まえて、例えば患者や患者団体による、当事者による講演を継続的に実施するなどいろいろな方法を実施して、難病について正しく社会全体に理解が進むように努力をするべきですが、いかがか。知事の所見を伺います。
A 大野元裕 知事
議員御提案のとおり、難病に関する講演会の開催に当たって、患者さん御自身の経験を語っていただくようなそのような機会を設けることは、社会全体の理解を促進する上で、非常に有効であると考えます。
今後は、こうした機会を取り入れ、難病患者についての正しい理解が進むよう努めたいと思います。
難病は医療費の公費助成の対象となる、いわゆる「指定難病」だけでも300種類以上あり、症状や障害も千差万別でございます。県では難病についての理解を深めていただくため、県ホームページで周知を図っているところですが、医師向けに医療費助成の診断基準を伝えるという目的もあり、専門的な内容となっております。
このため現行のホームページにおける御案内とは別に、一般の方にも分かりやすく、難病について理解を深めていただけるような内容のホームページを新たに作成し周知してまいります。
また、県では、内部障害や難病の方など外見から分からなくても援助や配慮を必要としていることを示す「ヘルプマーク」の普及を進めています。
難病そのものを理解することは難しいとしても、「ヘルプマーク」の普及はとても大切だと思っています。
現在は、市町村の障害福祉の窓口で配布しておりますが、難病患者が活用しやすいように、医療費助成の申請窓口である保健所においても「ヘルプマーク」の普及を進めます。
難病患者についての正しい理解を進め、「ヘルプマーク」を普及することによって誰一人取り残すことなく、障害のある方もない方も共に支え合える共生社会の実現に取り組んでまいります。
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