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掲載日:2024年10月17日
Q 石川忠義 議員(県民)
パーク内に多くの構造物を設けるスケートボードパークではなくても、既存の公園の一部をスケートボードが利用できるエリアに改良することも、一つの手法と考えています。
既に山梨県では、公園などの公共施設にスケートボード占用エリアを年内に設ける方針が発表されたと報道がされています。山梨県では、県内にスケートボードファンを呼び込むとともに、禁止エリアでのスケートボード利用を防ぐねらいがあるとのことです。
埼玉県では、越谷市の県民健康福祉村の公園部にスケートエリアが設けられているほかに、埼玉スタジアム2002公園の一部でも利用を認めているということです。
スケートボードパークの設置と併せ、既存の現在の公園施設に県内ファンの期待に応え、公園の有効利用と安全性向上につなげるためにもスケートボード利用エリアを設けるべきですが、都市整備部長に伺います。
A 村田暁俊 都市整備部長
都市整備部所管の27公園のうち、園路等でスケートボードが利用可能な公園は埼玉スタジアム2002公園など15か所でございますが、いずれも面積が広く、他の来園者への影響が少ない公園でございます。
こうした公園の一部に専用エリアを設けることは、利用者ニーズに応える手法として有効であると認識しております。
一方で、現状におきましても利用者がベンチに乗り上げるなどのマナー違反が生じており、利用上の注意喚起だけでは解決できない課題もございます。
専用の場所を作るだけでは、安全なスケートボード利用エリアとしては不十分であり、利用者の側にも御協力をいただくことが重要でございます。
愛知県豊田市の「新とよパーク」では、スポーツ団体と行政とが話し合い、利用者自らがルールや運営方法を決めることで、利用者の責任のもと自主的な運営が実現されています。
スケートボード利用者の意識を高め、周囲の理解を得るためには、施設管理者と利用者側双方が協力し合うことが必要でございます。
まずは、公園利用者や近隣住民に御理解いただける運営方法についてスポーツ団体などと協議をいたします。
その上で、具体的な専用エリアの設定について検討してまいります。
再Q 石川忠義 議員(県民)
今、自主的に運営が必要ということで、双方の協力が必要、スポーツ団体と協議をしていくと、協力してやっていくということですけれども、先ほど1回目の質問のときにも述べましたけれども、例えば9月24日の要望にもスケートボード競技団体の皆様から知事に対して要望がありまして、自分たちとしても協力をしていくと、管理運営に協力をしていくということで、お話も具体的に出ていました。
そういうところも対象となって、これから設置することを目標として検討を進めていくということでいいかどうか、答弁をお願いします。
再A 村田暁俊 都市整備部長
専用エリア設定の検討に当たりましては、現在、こちらにつきましてもスケートボードが利用できる公園が中心となろうかと思います。
そうした公園につきまして、公園の安全な利用への配慮など運営方法の協議が整えば、設置の可能性はありますので、競技する団体の皆様等と調整をしてまいりたいと考えております。
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