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ページ番号:184842
掲載日:2023年10月17日
Q 飯塚俊彦 議員(自民)
本庄道路が計画されている深谷市岡地内から上里町勅使河原地内の区間は、県内の国道17号バイパスを有しない唯一の2車線区間のため、朝夕を中心に慢性的に交通渋滞が発生しています。このため、市街地の生活道路が抜け道として利用され、沿道の本庄市や上里町では、人口1,000人当たりの人身事故発生件数は埼玉県平均を大きく上回っており、常に県内ワースト上位となっています。このようなことから、国道17号バイパスである本庄道路の整備は急務であります。
これまでの沿線市町では国道17号(本庄道路)建設促進期成同盟会を組織し、沿線自治体が一体となって早期整備の実現に向けて取り組んでおります。我が自民党県議団でも自由民主党国道17号バイパス(本庄道路)建設促進懇話会を組織いただき、毎年、国に対し整備の促進を強く働き掛けております。
本庄道路の令和2年度当初予算は、国土交通省大宮国道事務所管内において最大規模の35億円となっており、大変感謝しているところであります。現在、国道462号から群馬県境までの7キロメートル区間が事業推進しており、残る6.1キロメートルの事業化も待たれるところですが、事業区間の進捗状況と今後の見通しについてお伺いいたします。
A 中村一之 県土整備部長
本庄道路は、国道17号のバイパスとして、深谷市から高崎市に至る延長13.1キロメートルが都市計画決定されています。
現在、本庄市沼和田
の国道462号から、高崎市新町
までの延長7キロメートル区間について、国が事業を進めています。これまでの進捗状況ですが、用地買収率は、令和元年度末で約45%となっています。
また、工事については群馬県境の神流
川
に架かる神流
川橋
は、架設から既に85年が経過しており、この橋の架換えを優先的に進めています。今後の見通しですが、神流川橋を含む延長約1.4キロメートル区間については、令和4年内に暫定2車線で供用することが国から公表されています。
さらに、今年度から本庄市沼和田
地区の工事にも着手すると伺っております。引き続き、事業区間の早期完成と未事業化区間が早期に事業化されるよう、様々な機会を通じて国に要望してまいります。
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