第258回簡易アンケート「県営水道に関する意識調査について」の結果を公表しました。
1 調査の概要
(1)調査形態
- 調査時期 : 令和6年8⽉15⽇(⽊曜⽇)から8⽉21⽇(⽔曜⽇)
- 調査⽅法 : インターネット(アンケート専⽤フォームへの⼊⼒)による回答
- 対象者 : 県政サポーター(3,422人)
- 回収率 : 71.7%(回答者数2,454人)
- 回答者の属性 : (百分率表⽰は、⼩数点以下第2位を四捨五⼊したため、個々の⽐率の合計は100%にならない場合がある。)
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人数(人) |
比率(%) |
| 全体 |
2,454 |
100.0 |
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年齢
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人数(人)
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比率(%)
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16~19歳
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11 |
0.4 |
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20~29歳
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91 |
3.7 |
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30~39歳
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231 |
9.4 |
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40~49歳
|
460 |
18.7 |
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50~59歳
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681 |
27.8 |
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60~69歳
|
503 |
20.5 |
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70歳以上
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477 |
19.4 |
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職業
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人数(人)
|
比率(%)
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個人事業主・会社経営者(役員)
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237 |
9.7 |
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家族従業(家業手伝い)
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14 |
0.6 |
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勤め(全日)
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932 |
38.0 |
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勤め(パートタイム)
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414 |
16.9 |
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専業主婦・主夫
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365 |
14.9 |
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学生
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38 |
1.5 |
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その他、無職
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454 |
18.5 |
| 性別 |
人数(人) |
比率(%) |
| 男性 |
1,288 |
55.0 |
| 女性 |
1,026 |
43.8 |
| 回答なし |
28 |
1.2 |
※任意回答(総数:2,342人)
(2)調査結果の⾒⽅
ア. 設問中の( )内の数字及びグラフの中の数字は、回答⽐率(%)です。
イ. 回答⽐率(%)は⼩数点以下第2位を四捨五⼊したため、個々の⽐率の合計と全体またはカテゴリーを⼩計した数値が、100%にならないことがあります。
ウ. 図表中の「-」は回答者が皆無のもの、「0.0」は回答者の⽐率が0.05%未満のため四捨五⼊の結果0.0%となったものです。
エ. グラフの中で「n」とあるのは、その質問の回答者の総数を⽰し、回答⽐率は「n」を基数として算出しています。
オ. 複数回答の質問については、その回答⽐率の合計は、100%を超える場合があります。
2 調査の⽬的
埼玉県企業局が運営する埼玉県水道用水供給事業(県営水道)は、県民生活に欠かすことのできない重要な社会インフラであり、老朽化した施設・管路の更新や災害対策の強化などを推進し、確実に次世代へ引き継がなければなりません。
県営水道では、今後も安全・安心で良質な水道用水を継続して供給していくため、長期的な事業運営方針として、『埼玉県営水道長期ビジョン』を定め、職員が一丸となって課題に取り組んでいます。
本アンケートは、長期ビジョンに基づき事業運営をしていくにあたり、県政サポーターの皆さまにご意見を伺い、今後の参考とさせていただくため、実施しました。
アンケート結果は、『埼玉県営水道長期ビジョン』の実績評価の指標として活用させていただくとともに、県営水道の経営や今後の広報活動等の参考にさせていただきます。
担当課
企業局 水道企画課 企画・経営担当 電話:048-830-7064(E-mail a7050-06@pref.saitama.lg.jp)
3 調査結果
県営水道※1の役割 (※1 埼玉県水道用水供給事業)
- 「あまり知らない」(38.7%)と「まったく知らない」(28.7%)を合わせた『知らない(計)』が6割半ば超(67.4%)
- 埼玉県では、5つの浄水場※2を管理・運営し、河川の水を浄化して水道水を作り、秩父地域と東秩父村を除く県内57市町と茨城県五霞町に供給しています。市や町では、県から送られた水道用水に地元の井戸水などを合わせるなどして、家庭や事業所などに水道水を届けています。
県営水道の給水区域について知りたい方はリンク先からご覧ください。
- ※2県営浄水場は大久保浄水場・庄和浄水場・行田浄水場・新三郷浄水場・吉見浄水場の5つです。
県営浄水場の概要が知りたい方はリンク先からご覧ください。
質問1
県営水道の「水の製造・卸問屋」としての役割をどの程度知っていますか。

- 県営水道の役割について知っているか尋ねた結果、「あまり知らない」(38.7%)と「まったく知らない」(28.7%)を合わせた『知らない(計)』が6割半ば超(67.4%)で半分以上を占めた。
水道水の飲用としての利用
質問2
あなたは日常生活で水道水を飲んでいますか。(コーヒー、お茶、冷蔵庫で冷やしたものを含む。)

- 日常生活で水道水を飲んでいるか尋ねた結果、「飲んでいる」が8割半ば(84.0%)で大半であった。
- そこで、「飲んでいる」と回答した方を対象に、水道水をどのように飲むのか、以下のとおり尋ねた。
水道水の飲み方
質問3
(質問2で「飲んでいる」と回答した方にお伺いします。)
具体的に水道水をどのようにして飲みますか。(あてはまるものすべて)

- 水道水の飲み方について尋ねた結果、「浄水器を通して飲む」が5割弱(49.1%)で最も多かった。
- 次いで「そのまま飲む」が4割半ば(44.7%)、「沸騰させて飲む」が4割弱(39.1%)であった。
水道水の満足度
質問4
水道水について不満はありますか。

- 水道水の水質について不満があるか尋ねた結果、「特に不満はない」が8割強(80.7%)で大半であった。
- 水道水の水質に対して「不満がある」2割弱(19.3%)の方に対して、以下のとおり尋ねた。
水道水の水質に対し不満に思う理由
質問5
(質問4で「不満がある」と回答した方にお伺いします。)
どのような理由から不満に感じますか。(あてはまるものすべて)

- 水道水の水質についてどのような理由から不満に感じるか尋ねた結果、「味がまずい」が6割半ば超(66.2%)であった。
- 次いで「嫌なにおいがする」が3割半ば超(36.4%)であった。
水道水の水質検査
質問6
家庭や事業所に水道水を送る市町村の水道事業だけでなく、県営水道も、安全・安心な水を供給するために水質検査を行い、水道水の安全確保に努めています。県営水道が水質検査を実施していることを知っていますか。

- 県営水道の水質検査の実施について知っているか尋ねた結果、「知っている」が6割半ば超(66.1%)で大半であった。
水道料金
- 「知っている」が8割強(82.6%)
- 県内市町村の上水道料金の平均は、20立方メートル(3人家族の平均)を使用した場合、月2,586円です。(R5年度版埼玉県の水道(埼玉県保健医療部生活衛生課)より)
質問7
県営水道の料金は、市町等の上水道料金に含まれています。上水道料金は、お住いの市町村によって異なることを知っていますか。

- 上水道料金が市町によって異なることを知っているか尋ねた結果、「知っている」が8割強(82.6%)で大半であった。
県営水道の投資
質問8
県営水道は創設から56年を経過し、施設や管路の老朽化が進行しています。今後、安全・安心な水道水を供給するために、多くの投資が必要であることを知っていますか。

- 将来にわたって安定的に水道水を供給するために、多くの投資が必要であることを知っているか尋ねた結果、「知っている」が7割弱(68.2%)で大半であった。
水道の広報
- 「国・県・市町村の広報紙」が4割半ば超(47.5%)
質問9
水道全般(水質、経営状況、施設の状況など)に関する情報を何から得ていますか。(あてはまるものすべて)

- 水道全般に関する情報を何から得ているか尋ねた結果、「国・県・市町村の広報誌」が4割半ば超(47.5%)で半分近くを占めた。
- 一方で、「特に得ていない」は4割半ば(44.5%)で、半分近くが水道に関する情報収集に対して消極的であった。
水道事業が優先する施策
- 「老朽化した施設・設備への投資を行い、安全・安心な水質の水道水を供給する」が9割弱(89.1%)
質問10
今後の水道事業はどのような施策を優先すべきと考えますか。(あてはまるものすべて)

- 今後の水道事業はどのような施策を優先すべきか尋ねた結果、「老朽化した施設・設備の投資を行い、安全・安心な水質の水道水を供給する」が9割弱(89.1%)で最も多かった。
- 続いて「災害時に極力断水がないように水道施設を整備する」が7割半ば(75.8%)を占め、安全・安心な水を安定して供給することを望んでいる回答者が多かった。
今後提供してほしい情報
質問11
今後、県営水道についてどのような情報を知りたいと思いますか。(あてはまるものすべて)

- 今後、県営水道についてどのような情報を知りたいか尋ねた結果、「水道水の安全性や水質」が8割弱(79.9%)で最も多かった。
- 続いて「水道管や施設の耐震化対応状況」が5割半ば(54.7%)、「経営状況や水道料金」も5割半ば(54.3%)という結果となった。
⾃由意⾒
質問12
県営水道に対して期待することやご意⾒、ご要望などありましたら、自由にお書きください。
〈主なご意見〉
- 日頃、安全・安心な水を供給して頂き、ありがとうございます。
- 蛇口をひねれば飲める水が出ることは本当に有り難いことだと思います。匂いや味についても違和感なく使わせていただいているので、大変とは思いますがこの品質を保っていただけることを期待しています。
- 水道あってこその日常生活、代替えできるものではありません、日々の業務、保守管理に感謝しています。大事なものだからもっともっと存在意義を発信しても良いと思います。
- 災害に強い供給のためなら大幅な上昇は困るが多少であれば価格が上がるのも仕方がないと思っているので、安心安全で災害にも強いライフラインの供給をしてもらいたい。
- 水道は生活に欠かせないので、老朽化した施設・設備のための費用を捻出する必要があると思う。
- 市と県の区別がわからない。その違いを分かりやすく知りたい。
- 水道施設・設備の現状、今後に必要な改修、必要経費、水道料金の見込みなど基本構想と具体的な数値を県民に提示してほしい。
- 安全で低料金の現状を可能な限り維持してください。
- 県営水道についてほとんど何も知らなかったので、アンケートの回答を通して少しでも知ることができ良かったです。
※上記を含め、計641件の貴重なご意見をいただきました。アンケートへご協力いただき、ありがとうございました。