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掲載日:2023年4月26日
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牛、馬、豚、めん羊、山羊の5種類の家畜は、食用に適しているか検査を受けなければなりません。
そこで、農場で大切に育てられた牛・豚などが肉として皆さんの食卓に上るまでには、私たちと畜検査員により食肉処理場(と畜場)で次のような検査が行われます。
家畜はトラックで、農場から食肉処理場まで運ばれます。
食肉処理場に運ばれた家畜は、検査員が外観を見たり触ったりして、行動に異常がないか、具合が悪くないか確認します。生体検査で、不合格となった家畜は、とさつ禁止になります。検査に合格した家畜のみと殺します。
解体する前に、検査員が外観や血液などの状態をもう一度チェックします。
解体前検査で不合格となった家畜は、解体禁止となります。検査に合格した家畜のみ解体後検査に進みます。
頭部、内臓、枝肉(身体にあたる部分)の3つについて、1頭ずつ詳しく調べます。
その結果、伝染病や病気が全身に及ぶ場合は、1頭すべてを廃棄します。
異常が一部分にすぎない場合は、その臓器や部位を廃棄します。
さらに、肉眼では判断できないものは、より詳しく検査をするために精密検査を行います。
├→不合格(一部または全部廃棄)
↓
合格
↓
検印
最後に合格した証として、検印が押されます。
検印は家畜の種類によって形が異なり、検査をした自治体の名前と、処理が行われた食肉処理場の番号が付いています。
↓
検査に合格した食肉が市場に流通
自治体の職員の中で、獣医師の資格を持つ人が任命されます。
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