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掲載日:2024年12月18日
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埼玉県感染症情報センターでは、定点医療機関からの情報を元に「感染症発生動向調査」の解析・情報還元を毎週行っています。感染症発生動向調査から得られたインフルエンザウイルスの流行状況について、お知らせします。
今週、定点医療機関から報告があったインフルエンザ患者数は5,119人(定点当たり19.61)でした。
インフルエンザ(埼玉県)の定点あたり報告数データ(CSV:2KB)
各年の週数に対応する月日については、週対応表をご参照ください。
埼玉県病原体サーベイランス実施要領(2024年3月31日までは、急性呼吸器感染症(病原体)サーベイランス実施要領)に基づき、病原体定点(インフルエンザ病原体定点、小児科病原体定点及び一部の基幹病原体定点)で採取された検体の検査結果をお知らせします。
AH1pdm09、AH3、B型検出状況(検体採取週集計)
年齢階級別 AH1pdm09、AH3、B型 総検出数(検体採取週集計)
月 | 週 | 0-4歳 | 5-9歳 | 10-14歳 | 15-19歳 | 20-29歳 | 30-39歳 | 40-49歳 | 50-59歳 | 60-69歳 |
70歳以上 |
9 | 36 | 1 | 1 | - | - | - | - | - | - | - | - |
37 | - | 2 | - | - | - | 1 | 1 | - | - | - | |
38 | - | 1 | - | - | - | - | 1 | - | - | - | |
39 | - | - | - | 1 | 2 | - | 1 | - | - | - | |
10 | 40 | - | 1 | 1 | - | - | - | 1 | - | - | - |
41 | - | 2 | - | - | - | - | - | - | - | - | |
42 | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - | |
43 | - | - | - | - | - | - | - | 1 | - | - | |
44 | 1 | 1 | 2 | 1 | - | 1 | - | 1 | - | - | |
11 | 45 | - | 1 | 1 | 1 | - | 1 | 2 | - | 2 | - |
46 | 1 | - | 1 | - | 1 | - | 1 | 3 | 1 | - | |
47 | 1 | 3 | - | 3 | 1 | - | - | - | 1 | - | |
48 | 2 | 4 | 6 | 2 | 2 | 1 | 3 | - | - | 1 | |
12 | 49 | 5 | 5 | 6 | 2 | 2 | 1 | 1 | 1 | - | - |
50 | - | - | - | - | - | 1 | - | - | - | - |
【2024年9月~】年齢階級別 AH1pdm09、AH3、B型 各検出数(検体採取週集計)(エクセル:22KB)
AH1pdm09、AH3、B型検出状況(検体採取週集計)
【2023年9月~2024年8月】年齢階級別 AH1pdm09、AH3、B型 各検出数(検体採取週集計)(エクセル:28KB)
埼玉県病原体サーベイランス実施要領に基づき、病原体定点(季節性インフルエンザ指定提出機関)で採取された検体の検査結果です。なお、病原体定点における検体採取の目安は以下のとおりです。
流行期(定点当たり報告数が県全体で1を超えた週から1を下回る週まで)各週に少なくとも1検体
非流行期(流行期以外の期間)各月に少なくとも1検体
【2022年51週~2023年30週(流行期)】
【2021年9月~2022年8月】
2021年9月~2022年8月はインフルエンザの流行が無く、
検出された検体数は、AH3 1件、AH1pdm09 1件の合計2件のみでした。
【2020年9月~2021年8月】
2020年9月~2021年8月はインフルエンザの流行が無く、AH1pdm09、AH3、B型の検出はありませんでした。
【2019年46週~2020年11週(流行期)】
【2018年48週~2019年17週(流行期)】
【2017年46週~2018年14週(流行期)】
普通の風邪が鼻や喉の症状から始まることが多いのに対し、インフルエンザは急に高い熱が出るのが特徴です。発熱とともに悪寒や頭痛、関節痛、筋肉痛などの全身症状も強く、鼻汁や咳などの症状は発熱のあとから出てきます。また、気管支炎や肺炎を併発しやすく、重症化すると脳炎や心不全を起こすこともあります。
インフルエンザかな?と思ったら、早めに医療機関を受診してください。
インフルエンザの感染予防のためには、人混みを避け、外出後の手洗いの習慣を付けましょう。また、空気が乾燥するとインフルエンザにかかりやすくなります。外出時にマスクをつけたり、室内では加湿器などを使って適度な湿度を保ちましょう。日頃から、バランスのとれた栄養や十分な休息をとり、抵抗力をつけておくことも大切です。
特に、小さいお子さんや妊婦、高齢者、病気療養中のかたなど、重症化しやすいかたのいるご家庭や施設では注意が必要です。また、症状があって医療機関を受診する際には、他のかたにうつしてしまうことのないようマスクの着用を忘れないでください。
インフルエンザ流行レベルマップ(国立感染症研究所感染症疫学センター)をご覧ください。
週に対応した月日を記載した表です。
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