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掲載日:2024年12月20日

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埼玉県全域における最新のCOVID-19(新型コロナウイルス感染症)のゲノム情報

新型コロナウイルス感染症の流行の波(第1波~第11波)では、それぞれの波で主流となる流行株は異なっていました。新型コロナウイルス感染症の動向を把握するには、ウイルスのゲノム情報を早期に把握することが重要となります。
埼玉県衛生研究所でおこなったゲノムの解析結果に加え、県内政令市・中核市、民間検査機関、国立感染症研究所が実施したゲノム解析結果を分析し、検出状況を掲載しました。

【現在の状況】

2024年5月以降(11波)、L455S及びF456L変異を有するKP.3系統の検出が急激に増加して流行が拡大しましたが、7月末をピークに8月以降は患者報告数が減少しました。患者報告数がピークであった7月付近は、KP.3系統の中でもKP.3.3の検出が主流でしたが、その後、検出数は減少しています。このほか、KP.3.3.3、KP.3.1.1等、KP.3系統に属する他の複数の亜型の検出が8月から9月にかけて増えたために全体の減少傾向の鈍化が認められましたが、その後、これらの検出数も減少しています。10月下旬以降、WHOによってVUM(監視下の変異株)に指定されているKP.3系統の組み換え株であるXECの検出割合が、検出数は少ないものの増加しており、11月上旬にかけて減少傾向にあった患者報告数もわずかに増加してきており、今後の動向に注意が必要です。
(患者報告数の動向について:COVID-19(新型コロナウイルス感染症)の流行情報

 

COVID-19のゲノム検出状況

特定のアミノ酸変異を有する変異株について

COVID-19のゲノム検出状況

検出ゲノムの系統別推移 (2024年12月11日現在)

新型コロナウイルス感染症発生当初から現在までのゲノム解析結果が得られた陽性者の人数を、系統別に検体採取週別に集計しました。

検出ゲノムの推移(2024年12月11日現在)サイズ拡大版のグラフ(エクセル:63KB)

県内流行の第1波から第11波まで、いずれも主流となる流行株の亜型は異なっていました。
第8波は第7波と同様のBA.5系統(オミクロン株の子孫系統)が主流ですが、系統の中の亜型は異なっています。

第9波、第10波及び第11波は、第6波(後半)と同様のBA.2系統(オミクロン株の子孫系統)が主流ですが、それぞれの期間において系統の中の亜型は異なっています。

第7波以降の詳細な亜型、系統については次の項目に掲載しています。

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2023年11月以降におけるBA.2.86系統(通称:ピロラ)の変異株(亜型、系統)の推移
(2024年12月11日現在)

2023年11月(第10波)以降の埼玉県内における、BA.2.86系統(通称:ピロラ)の検出状況を集計しました。

検亜型別検出数の推移(2024年12月11日現在)サイズ拡大版のグラフ(エクセル:202KB)

【各波における主流株及び主流系統について】

第10波(2023年11月~2024年4月)
前半(2023年11月中旬~12月)は、BA.2の子孫系統であるBA.2.86系統(通称:ピロラ)が検出され始めました。第10波のピーク付近(2024年1月~2月前半)ではJN.1系統(BA.2.86系統の子孫系統)の検出数が急激に増加し、第10波の後半(2024年2月~4月)にかけてJN.1系統の占める割合が増加しました。また、4月下旬以降、JN.1系統の子孫系統であるKP.3系統が検出されました。

第11波(2024年5月~)
第10波の後半に検出されたKP.3系統の検出数は、7月下旬にかけて増加しましたが、7月22日~28日の週を境に減少傾向が続いています。9月下旬以降は、XEC系統が検出され始め、11月以降は総検出数は少ないものの、XEC系統の検出数が増加傾向にあります。

BA.2.86系統(通称:ピロラ)及びJN.1系統の詳細な説明は、BA.2.86系統(通称:ピロラ)及びその子孫系統に関するWHOの情報等についてをご確認ください。

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 KP.3(JN.1.11.1.3)関連系統の検出状況(2024年12月11日現在)

第11波(2024年5月~)に検出されているKP.3(JN.1.11.1.3)関連系統の亜型について、埼玉県内の検出状況(検体採取週別)を下図に示しました。KP.3系統の亜型であるKP.3、KP.3.1.1や、KP.3.3とKS.1.1の組み換え体であるXECは、WHOでVUM(監視下の変異株)に指定されており、埼玉県でも今後の動向について注視しています。
(VUMについては、BA.2.86系統(通称:ピロラ)及びその子孫系統に関するWHOの情報等についてをご確認ください。)
KP.3系統の内訳(2024年12月11日現在)
サイズ拡大版のグラフ(エクセル:245KB)

2024年4月下旬以降、KP.3.3が検出され始め、6月下旬にかけて総検出数に対する割合は増加する傾向にありましたが、その後、KP.3.3の検出割合は減少傾向にあります。6月中旬にはKP.3.3.3及びKP.3.1.1が検出され始め、9月下旬にはXECが検出され始めました。10月下旬以降は、KP.3.1.1やXECを始めとして複数の亜型が検出されており、その割合が大きく増加しています。

また、2024年4月下旬以降の埼玉県内の新型コロナウイルス感染症の定点当たり報告数に、上図の週毎の変異株の検出割合をかけて、定点当たり週別報告数の系統別の内訳を推計しました。

COVID-19新規陽性者定点当たり報告数系統別内訳の推計_KP.3系統抜粋(2024年12月11日現在)サイズ拡大版のグラフ(エクセル:218KB)

2024年4月下旬のKP.3.3の検出に伴い、新型コロナウイルス感染症の週別定点あたり報告数も増加していましたが、8月に入り減少傾向となりました。8月以降の減少のペースは、KP.3.3.3、KP.3.1.1、XEC等の出現・流行により増加局面よりも緩やかでしたが、11月以降、患者報告数は緩やかな増加に転じ、XECの検出も増加しています。

直近の発生状況は、COVID-19(新型コロナウイルス感染症)の流行情報をご確認ください。
(過去の発生状況は、2023年5月7日以前のCOVID-19(新型コロナウイルス感染症)の流行情報をご確認ください。)

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特定のアミノ酸変異を有する変異株について

R346T、F486P、F456L、L455F、L455S変異を有する変異株の系統別の推移 (2024年12月11日現在)

特定のアミノ酸変異を有する変異株は、以下のような特徴があると言われています。

  • R346T変異を有する変異株は、免疫逃避性があると言われています。
  • F486P変異を有する変異株は、感染性が高くなると言われています。
  • F456L変異を有する変異株は、感染性や免疫逃避性が高くなると言われています。
  • L455F変異を有する変異株は、感染性や免疫逃避性が高くなると言われています。
  • L455S変異を有する変異株は、他の亜型に比べて免疫逃避性が有意に高い可能性が指摘されています。

埼玉県で検出されたCOVID-19の亜型について、期間ごとに、亜型数と特定のアミノ酸変異を有する亜型の割合を集計しました。

埼玉県で検出された期間別のCOVID-19の亜型の数と特定のアミノ酸変異を有する亜型の割合
波(期間) 亜型の数 特定の変異の種類(特定の変異を有する亜型の割合)
第7波(2022年6月~9月) 50以上 R346T変異(約4%)
第8波(2022年10月~2023年3月) 160以上 R346T変異(約51%)
第9波(2023年4月~11月中旬) 270以上

R346T変異とF486P変異(約73%)

R346T変異とF486P変異とF456L変異(約14%)

第10波(2023年11月下旬~2024年4月) 110以上

R346T変異とF486P変異とF456L変異とL455F変異(約25%)

F486P変異とL455S変異(JN.1等、約22%)

第11波(2024年5月~) 70以上 F486P変異とL455S変異(JN.1等、12%)
F486P変異とL455S変異とF456L変異(KP3等、84%)

そこで、埼玉県で検出があった変異株を、検体採取週別・系統別に、R346T変異、F486P変異、F456L変異、L455F変異、L455S変異の5つの変異の有無によって区別し集計しました。

凡例 系統 R346T変異 F486P変異 F456L変異 L455F変異 L455S変異
BA_2 BA.2
BA_5 BA.5
BA_5_R346T BA.5
 BA_2_R346T BA.2
 BA_2_R346T_F486P BA.2
BA_2_R346T_F486P_F456L BA.2
BA_2_R346T_F486P_F456L_L455F BA.2
 BA_2_86 BA.2.86
BA_2_86_L455S BA.2.86
BA_2_86_L455SF456L_ BA.2.86

〇:変異を持つ ✕:変異を持たない ※:変異を持たない亜型が多いものの、一部持つ亜型が存在

埼玉県で検出された系統別・特定のアミノ酸の変異の有無別、検出数の推移

R346T変異とF486P変異とF456L変異とL455F変異に着目したグラフ(2024年12月11日現在)サイズ拡大版のグラフ(エクセル:385KB)

【各波における主流系統について】

第7波(2022年6月~9月)
前半(6月~7月上旬):特定のアミノ酸変異を持たないBA.2系統(BA_2
後半(7月中旬~9月):特定のアミノ酸変異を持たないBA.5系統(BA_5

第8波(2022年10月~2023年3月)
前半(2022年10月中旬~11月):特定のアミノ酸変異を持たないBA.5系統(BA_5
後半(2022年12月~2023年3月):R346T変異を持つBA.5系統(BA_5_R346T)、R346T変異を持つBA.2系統( BA_2_R346T

第9波(2023年4月~11月)
前半(2023年4月~9月上旬):R346T変異とF486P変異を持つBA.2系統( BA_2_R346T_F486P
後半(2023年9月中旬~11月):R346T変異、F486P変異、F456L変異を持つBA.2系統(BA_2_R346T_F486P_F456L)、R346T変異、F486P変異、F456L変異、L455F変異を持つBA.2系統(BA_2_R346T_F486P_F456L_L455F

第10波(2023年11月~2024年4月)
前半(2023年11月~12月)は、第9波の後半に引き続き、R346T変異、F486P変異、F456L変異、L455F変異を持つBA.2系統(BA_2_R346T_F486P_F456L_L455F)の検出に加え、BA.2.86系統( BA_2_86)が検出されました。その後、2023年12月中旬より、JN.1系統をはじめとするL455S変異を持つBA.2.86系統(BA_2_86_L455S)が検出され始め、2024年2月前半にかけて検出数が急増しました。2月中旬以降は、総検出数は減少したものの、3月下旬にかけて総検出数に対するL455S変異を持つBA.2.86系統(BA_2_86_L455S)の割合は高い状況にありました。また、2024年の3月以降は、KP.3系統をはじめとするL455S及びF456L変異を持つBA.2.86系統(BA_2_86_L455SF456L_)が検出され始め、4月下旬以降、検出数は増加しました。

第11波(2024年5月~)
第10波の後半に引き続き、L455S及びF456L変異を持つBA.2.86系統(BA_2_86_L455SF456L_)の検出が主流となっており、7月下旬にかけて検出数は増加傾向にありましたが、7月22日~28日の週を境に減少傾向にあります。

(埼玉県内で検出された特定のアミノ酸変異を有する変異株の一覧につきましてはリンク先をご覧ください。)

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COVID-19の定点当たり週別報告数における系統別(R346T、F486P、F456L、L455F、L455S変異の有無別)内訳の推計(2024年12月11日現在)

2022年10月以降の埼玉県内の新型コロナウイルス感染症の定点当たり週別報告数(2022年9月26日から2023年5月7日は全数報告からの推計値、2023年5月8日以降は定点医療機関からの報告に基づく定点当たり報告数)に、上図の週ごとの変異株系統の割合をかけて、定点当たり週別報告数の系統別の内訳を推計しました(2023年5月8日以降のCOVID-19の流行情報及び2023年5月7日以前の全数報告時のデータを用いた定点当たり報告数の推計につきましてはそれぞれリンク先をご覧ください)。

COVID-19新規陽性者定点当たり報告数系統別内訳の推計(2024年12月11日現在)サイズ拡大版のグラフ(エクセル:66KB)

埼玉県内の新型コロナウイルス感染症の定点当たり週別報告数をみると、第9波にあたる2023年8月から9月にかけて急激な患者数の増加がみられていました。その要因の一つとして、F456L変異を有するBA.2系統(BA_2_R346T_F486P_F456L)が増加していたことが考えられます。

また、2023年12月以降に定点当たり週別報告数の増加がみられました。2023年12月中旬はL455F変異を有するBA.2系統(BA_2_R346T_F486P_F456L_L455F)が流行の大部分を占めていましたが、2024年1月以降はBA.2.86系統(通称:ピロラ)のうち、JN.1系統をはじめとするL455S変異を有するBA.2.86系統(BA_2_86_L455S)が急激に増加しており、第10波の流行に影響を及ぼしたと考えられます。

2024年4月下旬以降は、KP.3系統をはじめとするL455S及びF456L変異を有するBA.2.86系統(BA_2_86_L455SF456L_)に検出数の増加がみられ、それに伴い患者数の増加が確認されました。L455S及びF456L変異を有するBA.2.86系統(BA_2_86_L455SF456L_)が、第11波にあたる2024年5月以降の流行に影響を及ぼしたと考えられます。

(埼玉県内で検出された特定のアミノ酸変異を有する変異株の一覧につきましてはリンク先をご覧ください。)

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特定のアミノ酸変異を有する変異株の一覧(2024年12月11日現在)

BA.2.86系統(通称:ピロラ)におけるL455S、F456L変異の有無について

2022年9月8日以降に埼玉県内で検出されたBA.2.86系統(通称:ピロラ)のうち、スパイク蛋白質のL455S変異の有無別に図示しました。

さらに、F456L変異を有する亜型については、薄い青色で染めて示しています。

一覧表(BA.2.86系統)

BA.2及びBA.5系統におけるR346T、F486P、F456L、L455F変異の有無について

2022年9月8日以降に埼玉県内で検出された亜型のうち、スパイク蛋白質のR346T変異を有する変異株を、BA.5系統及びBA.2系統に分け、F486P変異を有する系統は薄いピンク色、持たない系統は薄い青色で示し、エクセルファイルにまとめました。

また、BA.2系統については、系統別に分類し、その中でも、F456L変異を有する変異株を黄色、L455F変異を有する変異株を橙色で染めています。

なお、BA.2.86系統(通称:ピロラ)はR346Tを持たないことが多いため、下の分類表(Excelファイル)には掲載していません。

詳細については、以下のExcelファイルをご覧ください。

BA.2及びBA.5系統におけるR346T、F486P、F456L、L455F変異の有無別一覧表(エクセル:46KB)

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 BA.2.86系統(通称:ピロラ)及びその子孫系統に関するWHOの情報等について(2024年12月11日現在)

世界保健機関(WHO)では、新型コロナウイルス感染症の変異株の変異についてリスク分析を行い、そのリスクに応じ、VOC(variant of concern:懸念される変異株)、VOI(variant of interest:注目すべき変異株)、VUM​(variant under monitoring:監視下の変異株)に分類しています。

2024年12月11日現在における分類は以下のとおりです。

VOC(懸念される変異株) VOI
(注目すべき変異株)
VUM
(監視下の変異株)
該当なし

JN.1(BA.2.86.1.1)系統* 
2023年12月28日指定

KP.2(BA.2.86.1.1.11.1.2) 2024年5月3日指定
KP.3(BA.2.86.1.1.11.1.3) 2024年5月3日指定
KP.3.1.1(BA.2.86.1.1.11.1.3.1.1) 2024年7月19日指定
JN.1.18(BA.2.86.1.1.18) 2024年5月3日指定
LB.1 (BA.2.86.1.1.9.2.1) 2024年6月28日指定
XEC(KP.3.3※1とKS.1.1※2の組替え体) 2024年9月24日指定

*VUMに分類されているJN.1の亜系統は除く
※1 KP.3.3(BA.2.86.1.1.11.1.3.3)※2 KS.1.1(BA.2.86.1.1.13.1.1.1)

WHOは、2023年11月21日に、BA.2.86系統(通称:ピロラ)が世界的に増加傾向にあることを踏まえVOIに指定しました。
WHOのリスク評価で判明している、BA.2.86系統に関する主要事項は以下のとおりです。

  • BA.2.86系統(BA.2.86及びBA.2.86の子孫系統を含む)は、BA.2の子孫系統で、スパイク蛋白質に多数のアミノ酸変異を有していると言われています。(BA.2と比較して34か所、XBB.1.5と比較して36か所)
  • BA.2.86について他の亜型と比較して重症化リスクが高いという報告はないとされています。

さらに、WHOは、2023年12月18日に、BA.2.86系統の子孫系統であるJN.1(BA.2.86.1.1系統の検出割合が世界的に急増したことを踏まえVOIに指定しました。
WHOのリスク評価で判明している、JN.1に関する主要事項は以下のとおりです。

  • JN.1は、BA.2.86のスパイク蛋白質のアミノ酸にL455S変異が加わった変異株で、他の亜型に比べて免疫逃避性が有意に高い可能性が指摘されています。
  • JN.1について他の亜型と比較して重症化リスクが高いという報告はないとされています。

また、WHOは、2024年5月3日に、JN.1系統の子孫株であるKP.3(BA.2.86.1.1.11.1.3)をVUMに指定しました。
KP.3は、JN.1のスパイク蛋白のアミノ酸にF456L変異が加わった変異株で、F456L変異を有する変異株は、感染性や免疫逃避性が高くなると言われています。

2024年9月24日には、WHOはXECVUMに指定しました。
XECはKP.3.3( JN.1.11.1.3.3)とKS.1.1(JN.1.13.1.1.1)の組換え体であり、VUMに指定されているKP.3系統と同様に、スパイク蛋白のアミノ酸にF456L変異を有しています。

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Q&Aリンク

関連機関リンク

 

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お問い合わせ

保健医療部 衛生研究所 感染症疫学情報担当

郵便番号355-0133 埼玉県比企郡吉見町江和井410番地1

ファックス:0493-59-9613

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