With You さいたま > 講座・イベント > 講座終了報告 > 令和5年度 > 女性リーダー育成講座 女性の声で地域を変えよう(連続9回講座)
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掲載日:2024年11月12日
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第9回 | 令和6年3月16日(土曜日) | ミニ講義 / 成果報告会【公開】 / 修了式 | 8人 | ||||||||||||||||||
第8回 | 令和6年2月4日(日曜日) | With You さいたまフェスティバル 講義(7) 講演会 / ワークショップ | 10人 | ||||||||||||||||||
第7回 | 令和6年1月20日(土曜日) | スキルアップ(1)(2)自己表現スキル | 10人 | ||||||||||||||||||
第6回 | 令和5年12月16日(土曜日) | 課題学習(3)中間発表 | 8人 | ||||||||||||||||||
第5回 | 令和5年11月11日(土曜日) | 課題学習(2)/講義(6)活動資金と仲間づくり | 9人 | ||||||||||||||||||
動画 | 録画配信視聴 | 講義(5)性教育・SRHR | ー | ||||||||||||||||||
課外 | 令和5年10月14日(土曜日) | 交流(4)フィールドワーク 支援施設見学 ※希望者 | 8人 | ||||||||||||||||||
第4回 | 令和5年9月9日(土曜日) | 講義(4)国立女性教育会館(NWEC)見学・理事長講話・ジェンダー統計 | 11人 | ||||||||||||||||||
第3回 | 令和5年8月19日(土曜日) | 課題学習(1)/講義(3)困難を抱える女性 / 交流(3)活動団体との懇談 | 13人 | ||||||||||||||||||
動画 | 録画配信視聴 | 講義(2)男女共同参画とは | ー | ||||||||||||||||||
第2回 | 令和5年7月29日(土曜日) | 交流(1)修了生による実践報告と交流会 / 交流(2)聴く・知る・学ぶ | 14人 | ||||||||||||||||||
令和5年7月15日(土曜日) |
開講式・オリエンテーション / 講義(1) 男女共同参画基礎知識 |
16人 |
場所:With You さいたま(埼玉県男女共同参画推進センター)
時間:基本 毎回10時から16時30分
講師:埼玉県人権・男女共同参画課 職員
男女共同参画社会の実現に向けての埼玉県の取組についてのミニ講義を受講しました。埼玉県の現状と課題について学んだ後、誰もが働きやすく生きやすい世の中にするために県が行っていることとして、埼玉県男女共同参画基本計画の施策の体系や推進指標などが具体的に紹介されました。また、男女共同参画を進めるには連携が不可欠であり、さまざまなネットワークを生かしながら地域の男女共同参画を進めていってほしいとメッセージをいただきました。
8か月にわたり本講座で学んできた集大成として、成果報告会を開催しました。本年度の課題学習は、「困難を抱える女性」をテーマに、各自具体的なテーマを設定して取り組んできました。各自できる限りの学習や調査を行い、約4000字のレポートにまとめました。その内容を一人当たり5分の持ち時間で発表しました。発表後は、スーパーバイザーの熱田敬子さんから、一人ひとりに次のステップへとつながるコメントをいただきました。受講生は、持ち時間を有効に使い、文字だけでは伝わらない熱い思いとともに成果を語りました。
なお、当日は公開で実施し、12名の一般の方が参加されました。
2023(令和5)年度女性リーダー育成講座課題学習成果レポート概要(PDF:615KB)
成果報告会に引き続き、修了式が行われました。新井所長から8か月間の受講生の努力へのねぎらいと成果報告の感想を述べた後、出席者8名に修了証が授与されました。最後に、スーパーバイザーとして指導してくださった熱田敬子さんから受講生に励ましの言葉をいただきました。
それぞれが仕事等を抱えており、全員がそろう日は限られていましたが、受講生は8か月にわたり積極的に学び、出会い、課題解決に向けて実践できることを考えてきました。それぞれがチャレンジしたこの学びはきっと地域で活かされることでしょう。
講師:コラムニスト・ラジオパーソナリティ ジェーン・スーさん
自己受容と居場所が密接に関係していること、そして「女らしさ」「男らしさ」や「普通」といった刷り込みや無意識の思い込みが、自己受容を難しくしていると語りました。
私らしさを見つけるためには、「普通」に惑わされず、時代と社会の変化を感じ取りアップデートしていくこと、他人に自分の幸せを決めさせないことが大切だとお話いただきました。講演の詳細はWith You さいたまフェスティバル講演会終了報告をご覧ください。
講演会に先立ち、With You さいたまフェスティバルの出展団体によるワークショップにもそれぞれ参加し、視野を広げることができました。
講師:株式会社ボイスクリエーションシュクル 代表取締役 佐藤恵さん
自分の伝えたいことを相手にどう伝えるか。
伝える内容と同時に、"伝え方"はとても大切な要素です。視覚、聴覚、言語情報など自己表現にあたっての大切なポイントについて、実技のトレーニングを取り入れながら具体的に講義いただきました。
また、プレゼンテーションの型についても学び、最後に自分の課題学習の内容について全員が一人ずつ発表し、実践的な学びとすることができました。
ファシリテーター:熱田敬子さん(当講座スーパーバイザー)
課題提出まであと2か月半に迫る中、課題学習の中間発表を行いました。一人5分間で進捗状況を発表した後、熱田スーパーバイザーから丁寧にアドバイスをいただきました。他の受講生からも、良かった点、改善点、疑問点を紙に書いてもらい、発表者にフィードバックしました。進捗状況はさまざまですが、一人ひとり工夫しながら課題に取り組んでいます。
ファシリテーター:熱田敬子さん(当講座スーパーバイザー)
小グループに分かれて、それぞれの課題学習の進捗状況について話し合いました。苦労している点や行き詰まっている点も話し合い、活発な意見交換が行われました。スーパーバイザーからも今後の進め方のアドバイスをいただき、中間発表に向けて引き続き調査研究を進めていきます。
講師:NPO法人新座子育てネットワーク 代表理事 坂本 純子さん
埼玉県県民生活部共助社会づくり課 活動支援担当 職員
坂本さんの講義では、地域活動を継続していくための活動資金や仲間集めについてお話いただきました。ご自身の経験を元にした具体的、実践的なお話は大変参考になりました。
また、埼玉県県民生活部共助社会づくり課職員が、埼玉県におけるNPO活動支援の取組を紹介し、活用を促しました。
当センターで令和5年10月21日(土曜日)に開催した「おとなの性教育2023~自分のからだのことは自分で決める!『性と生殖に関する健康と権利』~」(講師:遠見才希子さん、田代美江子さん)の動画を視聴し、感想を提出してもらいました。
県内の母子生活支援施設を訪問し、職員のかたから施設の概要などについてご説明いただき、施設内を見学しました。
希望者のみの参加となりましたが、実際の施設を見て、支援に携わっている方の話を聞くことで、たくさんの学びを得ることができました。
講義:「女性の声で地域を変える‼ 豊島、豊岡、山梨の事例から」
講師:国立女性教育会館 理事長 萩原なつ子さん
今回はセンターの外に出て、嵐山町にある国立女性教育会館(NWEC)で講座を実施しました。
萩原理事長の講義では、日本のジェンダーの歴史や現状等の基礎的な知識から、座長を務められた「としまF1会議」や、兵庫県豊岡市のジェンダーギャップ解消戦略などの実践的な取組についてお話いただきました。実際の事例やご自身の経験を元にしながら、住民が声を上げて地域を変えていくことの大切さや、その手法について、ユーモアを交えながら楽しくお話いただきました。
講義:「ジェンダー統計ミニ講義」
講師:国立女性教育会館 研究国際室長 渡辺美穂さん
講義:「男女共同参画に関する情報収集」
講師:国立女性教育会館 情報課情報係主任 星野咲希さん
「ジェンダー統計ミニ講義」では、男女共同参画を推進するためのツールであるジェンダー統計について、統計データやグラフを用いながら、統計の基礎知識とその重要性について学びました。「男女共同参画に関する情報収集」では、女性教育情報センターや女性アーカイブセンターで所蔵する資料の利用方法、女性情報ポータル"Winet(ウィネット)"の文献・統計データの活用方法についてお話いただきました。どちらも今後の課題学習で調査・研究を進めるにあたって大変参考になるご講義でした。
まず、女性アーカイブセンター展示室で「働く女性のあゆみ展」を見学しました。戦後から現在までのパンフレット・ポスター等の現物資料を見ることで、働く女性の歴史の理解を深めることができました。
その後、男女共同参画、女性に関する資料を所蔵する図書館である、女性教育情報センターを見学しました。図書、雑誌、行政資料のほか、企画図書展示や1977年から蓄積された新聞記事の切り抜きなど、豊富な資料の数々を見ることができました。帰りに早速本を借りていく受講生もいました。
ファシリテーター:熱田敬子さん(当講座スーパーバイザー)
今年度は「困難を抱える女性」を課題テーマとして、各自の関心により具体的なテーマを設定して学習を進めています。それぞれ作成してきた課題学習計画書(わたしのプラン)をもとに、少人数グループでディスカッションを行いました。後半は、一人ずつ課題テーマや進捗状況を発表し、熱田スーパーバイザーからテーマの設定や今後の進め方のアドバイスをいただきました。
講義:「女性支援法の意義と求められる支援」
講師:城西国際大学福祉総合学部教授 堀 千鶴子さん
活動報告:
認定特定非営利活動法人女性のスペース「結」
合同会社のら
特定非営利活動法人クッキープロジェクト
堀先生の講義では、「女性支援法の意義と求められる支援」と題して、なぜ女性支援が必要か、これまでの婦人保護事業としての女性支援の課題、新法(困難な問題を抱える女性への支援に関する法律)の概要と意義について解説いただき、当事者中心の支援の必要性についてお話いただきました。
また、講演会後に行なった活動報告者3団体と受講生との懇談では、直接感想や質問を伝えることで、支援に携わる方々の率直な思いを聞くことができました。
当センターで令和5年6月17日(土曜日)に開催した、男女共同参画週間講演会「#男女共同参画ってなんですか」(講師:櫻井彩乃さん)の動画を視聴し、感想を提出してもらいました。
ファシリテーター:熱田敬子さん (当講座スーパーバイザー)
当講座の修了生3名をゲストスピーカーとしてお招きし、講座受講中に取り組んだことや受講して変わったこと、修了後の活動、目指していることなどについてお話しいただきました。その後、熱田スーパーバイザーを交えて受講生とのトークセッションを行いました。受講生からは多くの質問や感想が出され、活発な意見交換となりました。
講師:神経筋疾患ネットワーク代表・ピアカウンセラー 見形信子さん
一般社団法人にじーず埼玉スタッフ 古堂達也さん
一般社団法人コンパスナビ 支援事業部 マネージャー 河本稀英さん
ファシリテーター:薄井篤子 当センター事業コーディネータ
障害、LGBT、社会的擁護など、さまざまな支援の現場で実際に活動されている講師から、活動内容やご自身の思いなどをお聞きしました。後半のトークセッションでは、薄井コーディネータがファシリテーターとなり、受講生からの質問に答えていただくことで、より理解が深まり、視野を広げることができました。
令和5年度女性リーダー育成講座が、17名の受講生を迎え開講しました。
この講座は、男女共同参画の視点をもって、地域の様々な課題の解決に向けて実践的に取り組んでいく女性リーダーの育成を目的としています。
今年度は「困難を抱える女性」をテーマに、「講義」で幅広い分野の知識を身につけ、「課題学習」で地域課題について各自で調査・学習を進めて成果レポートを作成します。さらに自分の意思をしっかりと相手に伝えるスキルを学びます。新たに出会ったこのメンバーで、スーパーバイザーの熱田敬子さんのご指導の下、3月の成果報告会までがんばっていきましょう。
講師:薄井 篤子 当センター事業コーディネータ
ジェンダーギャップはなぜなくならないのか?誰もが潜在的に持っている思い込み・偏見であるアンコンシャス・バイアスについて学びました。自分自身のバイアスに気づき、対処法を理解すること、そしてこの講座が、仲間と迷いや不安を分かち合えるような場になれば、とお話いただきました。
講師:熱田 敬子さん
「困難を抱える女性」とは誰か?、男女共同参画の基礎的な知識について、歴史的経緯を紐解きながら丁寧に学びました。差別を歴史・社会構造から考えること、自身のマジョリティ性を知り、マイノリティ女性やインターセクショナリティ(差別の交差性)など多面的な視点から考えることの大切さを学びました。受講生同士の話し合いも活発に行われました。
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