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掲載日:2024年11月12日
第22回 With You さいたま フェスティバル講演会
「私らしさの見つけ方」
日時
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場所
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参加者
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令和6年2月4日(日曜日) 14時から16時
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埼玉県男女共同参画推進センター(With You さいたま)
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会場 145人
サテライト会場 47人
動画視聴 1614人
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第22回 With You さいたま フェスティバル最終日には、コラムニストでラジオパーソナリティのジェーン・スーさんをお招きして講演会を開催しました。テーマは「私らしさの見つけ方」です。
「私らしさ」の前に、まずは「居場所」について考え、自己受容と居場所が密接に関係していること、そして「女らしさ」「男らしさ」や「普通」といった刷り込みや無意識の思い込みが、自己受容を難しくしていると語りました。
私らしさを見つけるためには、「普通」に惑わされないこと、そして時代と社会の変化を感じ取りアップデートしていくこと、他人に自分の幸せを決めさせないことが大切だとお話いただきました。
当講演会は、本会場の参加だけでなく、サテライト会場でのライブビューイングや、YouTube動画配信(※講演会修了後、期間限定で配信しました)も行い、多くのかたにご視聴いただきました。
▶講演会の模様 写真(左)本会場 (右)サテライト会場 (ジェーン・スーさんと参加者)
1973年東京生まれの日本人。
TBSラジオ『ジェーン・スー 生活は踊る』(毎週月~木曜 午前11時~)のメインパーソナリティを担当。
毎週金曜17時に配信されている話題のポッドキャスト「ジェーン・スーと堀井美香のOVER THE SUN」 が、2021年3月「JAPAN PODCAST AWARDS 2020 supported by FALCON」にて、「ベストパーソナリティ賞」と、リスナー投票により決まる「リスナーズチョイス」をW受賞。また、ポッドキャスト「となりの雑談」(毎週火曜20時配信)のパーソナリティも担当している。
2013年に発売された初の書籍『私たちがプロポーズされないのには、101の理由があってだな』(ポプラ社)は、発売されると同時にベストセラーとなり、La La TVにてドラマ化された。
『貴様いつまで女子でいるつもりだ問題』(幻冬舎)で、第31回・講談社エッセイ賞を受賞。他著書に『女の甲冑、着たり脱いだり毎日が戦なり。』(文藝春秋)、『今夜もカネで解決だ』(朝日新聞出版)、『生きるとか死ぬとか父親とか』(新潮社)、『私がオバさんになったよ』(幻冬舎)、『女に生まれてモヤってる!』(小学館/脳科学者・中野信子氏との共著)、『これでもいいのだ』(中央公論新社)、『女のお悩み動物園』(小学館)、『新しい出会いなんて期待できないんだから、誰かの恋観てリハビリするしかない:愛と教養のラブコメ映画講座』(ポプラ社/高橋芳朗氏との共著)、『ひとまず上出来』(文藝春秋社)、『きれいになりたい気がしてきた』(光文社)、『おつかれ、今日の私。』(マガジンハウス)。
近著に『闘いの庭 咲く女 彼女がそこにいる理由』(文藝春秋社)、『女らしさは誰のため?』(小学館新書/中野信子氏との共著)2021年に『生きるとか死ぬとか父親とか』が、テレビ東京系列で連続ドラマ化され話題に。(主演:吉田羊・國村隼/脚本:井土紀州)
2023年7月現在、毎日新聞やAERA、婦人公論などで数多くの連載を持つ。
- 「私らしさ」が大切とは分かっていながら、どのように大切にすればよいかわかっていなかった自分に気づきました。お話を聞くことができて本当によかったです。「男」「女」以外にも多様な性について取り上げてくださって嬉しかったです。ノンバイナリーな私も、ここを「居場所」と感じられる良い場でした。(30代・その他)
- お話を聞けて本当によかった。今、自分が所属している場所が快適を感じられる居場所になっているかを考えたいと思った。また、男性の観点について触れていただけたのもよかった。男性に関しては、今まで求められていた役割から降りることについてほとんど話題になっていないことが気になっていたが、そのあたりについてもスーさんは意識を持たれており、さすがだなと思った。(30代・男性)
- たくさんのユーモアをまじえて「自分らしさ」を見つけるヒントを教えてくださいました。自分たちがいかにこれまで社会が作ってきた「普通」にしばられて生きてきたのかを知り、そこから少しずつ脱却するために、自分にとっての快適を見つけていこうと思います。(40代・女性)
- 楽しかったです。幸せのかたちを人に決めさせず、これからの人生アップデートしながら、楽しく生きていこうと強く思いました。質問コーナーはスーさんの言葉にすっきりしました。時間が短く感じられました。(50代・女性)
- 去年退職して、これからの人生をどう生きるかと折にふれ考えていました。お話を聞き、頭がすっきりしました。大切な人と居心地のいい場所で、お互い主体的に生きていけるよう、相手を思いやりながら、でも嫌な時はNOと言って過ごしていきたいと思います。(60代・女性)
- 一時代前の教育を受けた私にとって、たくさんのことを考えることができた講演でした。若い女性と今人気のあるスーさんとの出会いは、未来を考えるととても楽しみです。性にとらわれず人間として、また死を迎えた時、「よい人生だった」と思えるような生き方をこれからしたいと思いました。(80歳以上・女性)
チラシ
「第22回 With You さいたま フェスティバル講演会「私らしさの見つけ方」チラシ(PDF:866KB)