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掲載日:2022年2月24日
Aさんは建設関係の現場の仕事をしていましたが、風邪をこじらせ、両足がしびれるようになりました。状態が悪化して、両足が麻痺してしまったAさんは、大学病院で脊髄炎と診断され、入院して治療を受けました。
しかし、歩くことは難しくなり、車椅子を利用するようになりました。
そこで、当センターの病棟に転院して訓練を受け、さらに復職を目指すために、当センターの施設へ入所しました。
(1)身体機能を回復するための訓練
(2)就労移行のための訓練
身体機能を回復するための訓練を実施しましたが、元の建設現場での仕事への復帰は難しいと感じたAさんは、新たな就職先を見つけることにしました。施設では、訓練の内容を就労移行支援に変更。
(3)CADオペレーターの仕事へ就職
通算2年5か月間、訓練と就労支援を行なった結果、CADオペレーターの仕事に就くことができました。
さらに、訓練期間中のAさんは、障害者スポーツにも積極的に参加し、全国車椅子駅伝の埼玉県代表に選抜されました。
Bさんは、半導体製造関係の現場の仕事をしていました。ある日、自宅で倒れているのを会社の同僚に発見されたBさんは、搬送先の病院で、脳出血の手術を受けましたが左半身が不自由な状態になりました。
その後、当センター病棟に入院して、機能を回復するための訓練を受けたあと、勤めていた会社への復帰を目指すため当センターの施設に入所しました。
(1)身体機能を回復するための訓練
(2)就労移行のための訓練
(3)元の会社へ復帰
通算1年2か月の訓練の結果、元の会社にデスクワークで復帰することができました。
Cさんは、トラックの運転手をしていました。頻繁に転ぶようなったため、病院を受診したところ、胸椎の難病と診断され、手術を受けました。
しかし、Cさんは歩行困難となり、車椅子を使うようになったため、運転手の仕事は退職しました。
そこで、Cさんは当センターの病棟で機能を回復するための訓練を受けました。そして、介助を受けずに生活できるようになることと、新たな仕事に就くことを目標として、当センターの施設に入所しました。
(1)身体機能を回復するための訓練
(2)就労移行のための訓練
(3)病院事務の仕事に就職
通算2年5か月間の訓練と就労支援を行なった結果、病院事務の仕事が決まりました。
さらに、訓練期間中、全国障害者スポーツ大会のフライングディスク部門で埼玉県代表に選抜され、3位に入賞しました。
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