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掲載日:2024年10月23日
Q 鈴木まさひろ 議員(自民)
専門家の助言では、デジタル端末や読書で手元を見る時間が長くなる際に、小まめに休息を取ることや画面の明るさの調整が近視予防に効果的とされます。しかし、実際には多くの子どもたちがこうした習慣を常に意識することは難しく、継続的に実行されていない現状があります。
そこで、ナッジとも呼ばれる行動科学に基づくアプローチを通して、子どもたちが自然に目に優しい行動を取れるよう促す取組が重要と考えます。
例えば、学校や家庭で使用するデジタル端末に、定期的な休憩を促す通知機能を組み込むことや、初期設定で画面の明るさを適度に抑えるブルーライトカットモードをオンにすることも効果的です。また、目の健康を守るためのチェックリストを導入し、視力に良い行動の習慣化を促すことなど、子どもたちが自然と目に優しい行動を継続できる仕組みづくりも重要と考えます。
このように、子どもたちの目を守るための持続的な行動変容を促す仕組みづくりについて、教育長の御見解を伺います。
A 日吉亨 教育長
児童生徒の視力低下対策について、リスクや予防対策を学校が家庭に伝えるだけでなく、児童生徒自身が、自然に視力低下の予防につながる行動ができるよう、行動科学に基づいた工夫を行うことは、有効であると認識しております。
そこで、県では、学校や家庭で使用するデジタル端末について、利用時間を制限する機能の活用や、画面の明るさの設定変更が、視力低下の持続的な予防対策になることを学校に周知し、併せて保護者に対しても啓発するよう、市町村教育委員会に働き掛けてまいります。
また、視力低下の要因として、屋外での活動の減少が指摘されていることから、屋外での活動につながるよう、チャレンジカードを作成し、配布してまいります。
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