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掲載日:2023年10月20日
Q 阿左美健司 議員(自民)
知事は2期目に当たり県庁舎の再整備について、次の4年間で絵が描けるとこまで持っていきたいとの意向を示すとともに、北部地域振興交流拠点を先行モデルと位置付け、新たな働き方や県庁の未来の姿を見せるショールームとして整備を先行させると表明しています。
私たちは県北地域、秩父地域の医療体制を何とかしたいとの思いの下、県庁機能の移転や県庁舎の立地の議論と併せて、できることなら県北地域、秩父地域への新病院誘致を真剣に検討してもらいたいという強い希望を持っています。持ってはいますが、順天堂大学附属病院の整備の進捗状況を見ても明らかなように、数々の高いハードルや実現までの長い時間を考えると、私たちの強い希望は一旦脇に置いてでも、県庁舎の在り方がゼロベースで検討されるように、大胆な手法で県北地域、地域の医療体制の強化を図ってもらいたいと考えます。
例えば、ICT診療ネットワークを前提とした拠点医療機関による分院の設置促進など、デジタル技術の活用等による医療資源の地域偏在、診療科偏在解消に向けた医療圏の枠を超えた医療の広域連携などの取組を検討してもらいたいと考えますが、いかがでしょうか。保健医療部長に伺います。
A 表久仁和 保健医療部長
ICTの活用は医療資源の地域偏在解消に有効であると認識しております。県では、現在、脳血管疾患などの重症患者の治療や周産期医療においてICTを活用し、拠点病院の医師が遠隔モニタリングにより、他の医療機関を支援する取組を進めております。
また、一般の医療でもコロナ禍を契機に、患者への医療提供手段としてオンライン診療の利用も広まっております。
医療分野におけるICT技術はめまぐるしく進歩しています。
これらの動向を注視しながら、今後もICTの活用により、医療圏の枠を超えた広域連携による医療資源の地域偏在、診療科偏在解消に向けて、医療現場の声を踏まえつつ、取り組んでまいります。
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