令和5年9月定例会 一般質問 質疑質問・答弁全文（逢澤圭一郎議員）

知事公約について-あと数マイルプロジェクトについて-既設線の延伸を目指す考え方について-

Q　逢澤圭一郎　議員（自民）

公約では、埼玉高速鉄道、都営大江戸線、有楽町線、日暮里・舎人ライナー及び多摩都市モノレールの5路線の延伸について、それぞれの進捗状況に応じた検討を進める。また、自動運転バスやBRTなどの新交通システムの導入も視野に、あと数マイルプロジェクトの早期実現、既存の交通機関との連携強化を検討する会議体を設置するとしています。この中で、自動運転バスやBRTなどの新交通システムの導入については、あくまでも既設線での延伸を優先し、それを補完する形での導入とすることを我々は求めています。
選挙戦では県内各地を回られ、地元各地域の延伸にかける熱意も十分に汲み取っていただけたものと思います。そこで、既設線の延伸を目指す、その考え方に変わりはないか、知事の御認識をお伺いいたします。

A　大野元裕　知事

私は交通の利便性が高い埼玉県をもっと便利にすることが、本県の成長・発展のために重要であると考え、埼玉高速鉄道線、東京12号線、東京8号線、日暮里・舎人ライナー、多摩都市モノレールの延伸を2期目の政策集に掲げさせていただきました。
2期目においても、これら5路線については、既設線の延伸に向けた取組を優先させてまいります。
引き続き、令和2年度の公共交通の利便性向上検討会議報告書で示された課題と取組の方向性を踏まえ、関係自治体との緊密な連携と協力を継続しながら、各路線の状況に応じて課題の解決を一つずつ着実に進めてまいりたいと考えております。
その上で、県内の交通利便性を更に向上させる観点から、新たな知見も踏まえ、自動運転バス等の新交通システムの活用が合理的であれば、今後の取組の中で、その可能性も含め、柔軟に幅広く検討してまいりたいと考えております。

 

• 上記質問・答弁は速報版です。
• 上記質問・答弁は、一問一答形式でご覧いただけるように編集しているため、正式な会議録とは若干異なります。
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